映画、「バスキアのすべて」
富岡鉄斎は、「私の画を見るなら、まず賛を見るべし」と言った。 与謝蕪村の画にも、俳句あり、賛ありだ。 始めに画があったとしても、画が創った詩的空間と賛が描いた詩の世界が渾然となり一体となって 画のなかにおのずと物語りを創りだす、そういう世界があったらええなあと思っていた。 この映画を見て仰天した。バスキアの画はメッセージに溢れている。 詩とか賛とかそんなあまっちょろいものではないのだ。直接的なメッ […]
やっぱり、「きよはら」の鰻は美味い
ベトナム旅行に話を続けている間に随分時間がたってしまった。 時間がいくらたっても特別困る事はないのだが、食べ物の話などをする時に、細かい事をいつの まにか忘れてしまうのが問題なのだ。 食べている時は、印象が鮮明なので、「おいしいなあ。これはこんな風にブログに描こう」とか 「このご飯の加減はこんなんや」とか「タレはどんな味がして」とかいろいろ考えているが、 時と共にすっかり忘れてしまうのだ。 それで […]
最近読んだ本、「ショパン 炎のバラード」、「雲南北ラオスの旅」
「ショパン 炎のバラード」、ロベルト・コトロネーオ ショパンのバラード第4番ヘ短調作品52、10分程の曲だ。ごく小品と言えるこの曲から よくもこんな手に汗を握り、興奮で頭がしびれるような物語りを発想できたものだ。 実に周到に準備され、企みに満ちた世界が待っている。 なるほど楽譜というものは、コンピュータのプログラミングコードとは全くちがうものだった。 ただ、指示通り弾いていれば音楽になるというもの […]
ホーチミンで買ったキルトのバッグ
「あなた良いの持ってるわね。それ趣味いいわよ」 欧米人の店長が私のバッグを見て満面の笑みを浮かべながら言う。 あたりまえやんか。3日前にここで買ったやつだ。さっそくおあいその一つでも言ってくれた わけだ。 「これ、ええでしょう。気に入ってるんですよ」 その通り、かなり気に入っている。A4のファイルとか画の関係の平べったい系のモノを ごちゃごちゃといろいろ持ち歩く癖があるので、ひょいと肩にかけるバッ […]