ベトナムコーヒー

おいしいコーヒーは大好きだがベトナムコーヒーもおいしいと思うコーヒーのひとつだ。
それでベトナムに行ったらよく飲んでいる。
こんかいのホーチミン、ハノイ、サパの旅でもよく飲んだ。ホーチミンで昼下がり、炎天下の
買い物散歩で疲れたときに飲んだ。サパの街をぶらぶら歩いて、それでも時間があまったので
ホテルで休憩しているときに飲んだ。それから、ハノイからホーチミンに戻る時に、ハノイの
空港であまりにも時間があったので空港の喫茶店でえらい高いベトナムコーヒーを飲んだ。
なんと60000ドンだ。約300円、朝のフォーの倍ではないか。そんなこんなでベトナムコーヒー
づいているところに、最後、日本に帰る直前、一緒に食事したベトナム人の友人から頂いた
土産の中にベトナムコーヒーがあった。ほかにおかしやらちまきやらいっぱいあって、ぎょっと
したが、むりやりスーツケースに押し込んで持って帰ってきたのだ。
それでは早速飲んでみよう。
確か、昔、ベトナムコーヒー用のドリッパーをセットで買って帰ってたはずやとさがしたが
「無い」
「しゃあないから普通のカリタドリップでやってしまおう」
「濾すだけやから原理はいっしょや」と強引にやってしまった。
確かにでるのはでるが、若干早すぎる。早すぎるということは点滴状態になってないという事で
簡単に言えば薄いのだ。
「いまはこれでしゃあない」
しかし、大体似たような味ではないか。
あの濃厚さはでている。
ベトナムコーヒーの特長は普通のコーヒーでは考えられないくらい濃厚だということだ
濃厚であるが、胸が悪くなるような苦さはない。濃厚で苦いけど不思議な甘さもからんでいるのだ
だから喉に絡みつくような濃さがほろ甘くて面白い味になっているのだ。
ベトナムの人はこれにコンデンスミルクをいれて、混ぜないで上澄みを飲むとおいしいと
教えてくれた。甘みを追求するならそうかもしれないが、私はこのままがいい。
今回は、そういう本モノに比べると若干つっこみ不足は免れないが、とりあえずは満足できるもの
であった。
さて、こんどは本物のドリッパーを探さないといけない。

cafe110225-1 cafe110225-2

「あった、あった!」ベトナムコーヒー専用のドリッパーが見つかった。
とは言え特に味が変わるわけではなかった。

cafe110225-3
毎週金曜は酒や茶に関するはなしです。今回はコーヒーの話でした。
ブログランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村