中国の人達と奈良、金沢へ-04 妙心寺、庭と朝ごはん
夜は庭から、「リーン、リーン」と虫の声が聞こえていた。月明かりの庭もいいが、 朝早く起きたので、回ってみることにした。 中国の人達ももう起きていて、写真撮影に余念がない。 「京都のお寺に泊まってみたい」との事であったが、特に修行したいというわけでは なさそうだ。 朝のお勤めにも頼めば参加させてくれたかもしれないけど、その必要はなかった。 今はもう季節が過ぎてしまっているので、沙羅双樹の花は見られな […]
夜は庭から、「リーン、リーン」と虫の声が聞こえていた。月明かりの庭もいいが、 朝早く起きたので、回ってみることにした。 中国の人達ももう起きていて、写真撮影に余念がない。 「京都のお寺に泊まってみたい」との事であったが、特に修行したいというわけでは なさそうだ。 朝のお勤めにも頼めば参加させてくれたかもしれないけど、その必要はなかった。 今はもう季節が過ぎてしまっているので、沙羅双樹の花は見られな […]
さて、ありがたいパワースポットで元気を頂いたら、また農家に戻るのだ。 着いた時に「一昨日刈りとったばっかりのお米を食べさせたげるよ」と言ってたので これは楽しみだ。 「明日は沢山ボランティアの人がきて稲刈りをするんですよ。貴方達もどうですか?」 ほう、グリーンツーリズムをやってるんや。 そういう雰囲気はいいが、体力と気力が伴わない。 「おいしいご飯だけいただきます」 「あっ、いいスピーカーあります […]
2か月ほど前に友人から、台湾土産の烏龍茶を頂いた。 「これ最高級のやつやで」その友人もよい茶がわかる人なので期待できるのだ。 「さて、飲んでみるか」と思ったが、きちんと真空パックされている。一旦開けたらちゃんと 保存しないといけない。 ところが今、茶缶に余裕がないのだ。 「いらん茶はほってしまおう」と思うが、いざとなるとそれぞれに愛着があって捨てるのは もったいない。そんなことをしてるあいだに日が […]
「ちょっとはよ来すぎたかな?」、「まだ11時ちょっとすぎくらいや」 車できたら時間が読めない。 「いいですか?」、「いいですよ。座って待って下さい」 とりあえず一番のりだ。 店の中も私の好きなB級ぽくていい感じだ。 店は開店準備作業中だ。それでもじきにお茶が出て、注文を聞いてくれる。 「鰻重ふたつとう巻下さい」 そうこうするうちに早くも客が入ってきた。おやじさんが鰻を焼く準備をはじめてる。 どうや […]
ちょうど南座の端の信号を向かい側に渡って、北に上って行く。信号がある道だが、中に入ると 広くはない。狭いわけでもない。地図を見たら簡単にわかりそうだ。すたすた歩いていたら、 「おっと通り過ぎたかな」ちょっと戻ると、 「あった」、「この奥です」と書いた看板がある。「えっ、こんなとこかいな」 「なかなかええ感じやんか」うれしくて思わずにんまりした。 「こんなとこ大好きや」路地の入口を入ると真っ暗だ。そ […]