私も興奮して読みましたが、「ダヴィンチコード」とう本がありましたね。レオナルド・ダ・ヴィンチの画に隠された謎を追ってのサスペンス物語でした。「ダ・ヴィンチには謎が多い」というイメージが膨らんだ話でしたが、モナリザの謎の微笑だけではなくて、彼の画だけではなくて、医学や科学、土木建築方面のも及んだ天才性からくる、複雑、多様な見え方がそういうイメージを抱かせるのだと思います。
その多様な面での考え方などは、いろんな手稿の形で残っています。
この写真の「知られざるレオナルド」というのも、そういう手稿を集めたもので、彼の実に多方面にわたる深い造詣を垣間見る事ができて楽しいです。
こういうものは実際に作ってみたらと思うようなものも沢山ありますが、実際に作ってみている人もいるようですね。
中国でも日本でも、実に驚くような発明発見を、想像以上に早期にやっている人がいて、人間の能力ってすごいもんだと思います。
「モナリザ」はパリのルーブル美術館で見ましたが、あの謎の微笑は、本当に謎めいていますね。
女性の謎めいた複雑性をああいう表情で表しているのだとしたらたいしたものだと思います。
女性の謎といえば、モナリザみたいに芸術的に昇華されたものでなければ、世の中腐るほどありますね。
ついこないだも、友人とそういう謎に遭遇しました。
「なんともわからん出来事」、「なんとも、わからんやつら」。
いろいろ集めて、繋ぎ合わせて、おぼろげながら、形が見えても・・
「でも、やっぱり、わからん」
謎ですね。
何の話なんでしょう。
毎週、木曜は映画、音楽、書画に関する話です。