映画、「ヒロシマ・ナガサキ」

久しぶりに映画館に行きました。
やっぱり映画館で見る映画がいいです。結構うれしいです。
でも、映画はシリアスな映画です。
「ヒロシマ・ナガサキ」、日本人にとって絶対に風化させてはならない記憶です。
淡々と語られる記憶と、凄まじい記録写真。
その重みが胸にせまります。
遥か昔、ヒロシマやナガサキに旅したことがあります。
いろいろなものを見ました。
いろいろな記録も知識としてはあります。
本も沢山読みました。
頭の中では分かっているつもりですが、年とともにどんどん風化していっています。
こういう風に、忘れてはならない記憶として、訴え続けていってくれる人達がいることがありがたいです。

出てくる人達の話の中で、思ったのは、原爆の目を背けたくなるような傷を負った人生の苦しみもさることながら、その傷の苦しみよりも「原爆病がうつる」という差別と戦った人生の苦しみの方が何倍も重かったのだろうということです。その事が強く胸をうちました。

hirosima070816

ところで、この映画の帰りに珍体験。
昼御飯を食べるようとうろうろしていたら、
生まれて初めてナンパ?されたのです。おばさんやったけど。
「お昼食べるんですか?」
「はあ」
「よかったら一緒に食べていただけませんか。割り勘という事で」、
「一人で食べるのは寂しいんです」
「はあ???(うろたえている)・・・、まあ・・・いいですけど」
という事で、飯だけ食いました。
それだけの事ですけど。

一体何やったんやろ。
こんなおっさんと飯食ってもおもろないやろに。
ちなみに私が食べたのは、シーザースサラダとビール2本。
相手さんは、から揚げ定食。
かみあってないよなあ。

という事でした。
毎週木曜は、映画、音楽、書画の話です。