李白、将進酒

今回の仕事の旅の最初は香港でした。ちょっと贅沢な夕食をしました。
さすが食の王都香港です。広東料理は美味しくて贅沢です。
大きな蝦蛄を空揚げにしたもの。
大蒜が利いていて、食べにくいけど旨い。

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伊勢海老のクリームチーズソース仕立て。
このソースをパンにつけて食べると又おいしい。
非常に危険な食べ物です。
カロリーメッチャ高そう!

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鮑もあります。

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歓談中、一緒に食事した香港の人が、壁を指差して、
「これ知ってますか? 李白ですよ」、「このあたりのこの言葉がいいんですよね・・」と言います。

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李白の将進酒という詩です。
レストランにこういう書が掲げてあって、それを見たら、こういう話題がでて、李白について語れる人がいて、贅沢で美味しい食べ物があって、
いいですね。

心豊かな一夜でした。

「将進酒」
君不見。黄河之水天上来。奔流到海不復回。
君不見。高堂明鏡悲白髪。朝如青糸暮成雪。
人生得意須尽歓。莫使金樽空対月。天生我材必有用。
千金散尽還復来。烹羊宰牛且為楽。会須一飲三百杯。
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酒を詠ませては李白の右にでるものはいないですね。
悠久なる大地。思いあれど適わぬ心。
いつか、いいことがあるでしょう。
まずは飲もうじゃないか、三百杯!

毎週金曜は酒や茶に関する話です。