映画、「エディット・ピアフ～愛の賛歌」を見ました。
小柄な体ですが、はりのある大きな声で力の限り歌うピアフの歌を久しぶりに聞きました。大きな感動でした。
この映画を見ていて、ジャニス・ジョプリンを思い出しました。
同じように大きな声で力の限りシャウトするのが魅力の歌手です。
でも、あのようなパワーとテンションを維持するの為に、酒や麻薬におぼれていったのでしょうか。
名声と歌への想いと、生き様とのバランスがコントロールできないで酒や麻薬に逃げたのでしょうか。
どちらも若くして悲惨な最期を迎えています。
映画自体は残念ながら、あまり感動できるものではありませんでした。
ピアフの歌のありようを語るのか、人生のありようを語るのか、どちらでもない中途半端な内容だったように感じます。
彼女の歌は、パリの下町を語り、悲しい恋を語り、生きる喜びと悲しみを語りするシャンソンの象徴のようなものだと思っていました。
それだけに、どれほど泣かせてもらえるのか期待して行ったのに、残念です。
ただ久しぶりにメジャーな劇場だったので、いい座席と音響には満足できました。
毎週木曜は、映画、音楽、書画の話です。