「百姓村」、その名が示すように、中国の東北地方(大連もその中にある)の郷土料理を出す店らしい。
席について、「とりあえずビールや、ビールは何がある?」
あれを見ろとショーケースを指差す。
わからんから「大連・・」の名前をついたのを指差す。
持ってきて、栓を抜く、グラスが来ない。
「グラスはどうなってんの?、グラス頂戴?」と催促。
どうも様子がおかしい。「それで飲むんだよ」みたいな仕草。
それって、目の前の丼鉢。
「やっぱりか、前にもどっかであったな」とか「ベトナムはこうやったな」とか思い出した。
それで、丼鉢で乾杯。ちょっと薄いけどうまい。
「メニュー下さい」、「メニューはないよ。こっちへ来て」
料理もメニューじゃなくて現物で選ぶ。
炒め物とかは更に材料を一式載せていて、造り方を説明する。
鍋などは、出来上がった見本がある。
出色は、魚頭と豆腐の煮物。田舎料理そのもので、少し癖はあるがおいしい。
他には、肉じゃがならぬ、豚じゃが、豚バラ肉とじゃがいもの煮物。
これもおいしい。
酸辣蟹。酸辣蝦とか叩黄瓜、・・豆腐等々、
いつものように一杯頼んでしまった。
驚きの丼鉢ビールから始まったけど、とってもおいしい夕食でした。