臥薪嘗胆(がしんしょうたん)。
おいぼれたち。
わしのまわりはみんな年寄り。友だちはみんなよぼよぼしてる。
みんなそろそろ終活ですなあ。
曰く。わしは嫁さんに先に死なれたらこまるなあ。
そんな友だちが多い。
なんでやって言うと、「飯つくられへん」。
家事一切をまかせぱなしやからいろんなことを自分でせんならんようになったらとても困る。特に飯は切実に困ると言う話。
だれしも、そやなあ。ほんまやなあ。
でも、慣れたら、必要に迫られたら、案外できるもんやという説もある。
老老介護の時代だ。だれもが覚悟しとかなあかん話だ。
それは、そうとして、自分で飯をつくれるかという話。
コンビニで十分と言う人がいても、田舎ではコンビニに行くのも結構面倒。
わしは、自分で作れる。
美味しくつくれるかどうかは別の話。
ネットにはレシピが溢れてるし、適当にやってもわしにとっては許容範囲。
いろいろ試して、腕を磨きたいと思った頃もあった。
しかし、なかなか台所が自由に使えない。
主婦というのは自分のお城を荒らされのを好まない。勝手に使ったら嫌な顔をする。わしも何が何でも使いたいわけでもない。そんな具合でだんだんやらなくなる。
そやから、まったく腕が上がらへん。
今に見ていろ、いつか美味い飯をつくったるで。
儚い望みなのだ。
そういえば、習い事行ったり、何かの集まりに行ったりしたら、ほとんど女性ばっかりということが多い。
男はいったいどうしてんのと思ったら、もう死んだか、病気で病院で管につながれてる。
多分。逆に病院に入院したら男ばっかりやんか。
そんな習い事の場で、ちょっとだけうんちくたれたら、何やねん男は、家事がないから暇がいくらでもあるんよ。わたしら、ない時間を工夫してがんばってんよなんてバッサリ切り捨てられた。
きっと、いつかは・・・
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