胃のポリープを入院切除した話−3、いよいよ手術。

あさが来た。

外は良い天気みたい。今日のわしには関係ない。
空は晴れても、気が重い。

6時に薬を飲む。昨夜からは絶水、絶食であるけど、薬だけは良いらしい。
看護師さんがまわってきた。よく眠れましたか? まあ、チビチビと。
ほとんどなし。食ってないもんね。

あじあん

さっそく手術の準備。

点滴の針を2本、腕に固定。
1本は手術用、1本は点滴用。
後は待つだけ。
暇である。本でも読むか。
手術はいつからか。
なかなか教えてくれへんかったけど、さきほど、10時半頃になるらしいって言いにきた。
決まらへんと落ち着かへん。
後は待つだけ。
本でも読むか。
となりは退院の準備で忙しい。
朝飯は、やっと普通食になったらしい。
パンが小さいとかなんとブツブツ言うてはる。
奥さんは、あんまり聞こえてない。だんなが喋るたびにえっ、えっって聞き返す。
年寄り家庭でよくある風景。
退院後の注意やらなんやら、説明に来いへんとかなんとか。
文句の多い人だ。
やっと時間が来た。呼びに来いへん。
前の手術が延びてるんで11時半頃になりそう。
待つしかない。
さらに遅れる。まだまだ長引いてるらしい。12時50分の予定。半頃呼びに来る。
てなことでやっと時間。
手術室まで歩いて行く。胃カメラ検査のとこだ。

あじあん

廊下の向こうに、戦闘体制らしき一団がいてる。

真ん中の女性、戦闘服に身を固めたロボットみたい。カッコええなあ。
頼りになりそう。
わしは手術室へ。ベッドに横になる。
さっきに一団が入ってきた。いよいよか。
体制つくって、口にマウスピースを固定。腕の注射針にも何か繋がる。
血圧計やらなにやらも、テキパキと作業がすすむ。
執刀医らしき医者も来た。さっきのロボット隊長はこのばを仕切る看護師長?
知らんけど。
さあ、これからか。不安と緊張。
目をつぶって待つ。
・・・・

 

あじあん

気がついたら、ベッドの上。

大したもんだ。麻酔が効いてからはなんもわからへん。
寝ている間にお腹をグリグリと。あっち向いてこっち向いて、グルグルポチっと。
なんてのは一切わからず。
ぐっすり寝てた。
腕には、しっかり、点滴チューブが、点滴台につながってる。
ありゃあ、もうすでに囚われの身になってしまった。
さて、どうなった。

あじあん

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