時々、京都遊、下賀茂神社の光琳梅

友達に光琳梅が咲き始めたと聞いた。それなら早速行かんとあかん。
「えーっと下賀茂神社って?」わりと簡単やね。いつも乗る京阪を終点の出町柳まで
行ったら、歩いていける。地上に出たら川の向こうに森のようなモノが見える。
前に糺の森の古本市に来た事があるから大体思い出した。橋を渡ってあの森を抜けて
行ったらええんや。幸い案内標識も分かり易い。
「しかしまあけっこうあるなあ」最初の鳥居をすぎてからもかなり歩く。
小川に沿った小路が森の中なのでここが神社と意識するとちょっと神秘的な雰囲気を創るのだ。
真昼間だから鬱蒼と暗いというわけにはいかないが、ほんのりと翳っていて、小川もざわざわと
流れるのではなくてさらさらちょろちょろ程度だからなお好い。
要するにパワースポットということなのだ。
先にお参りをして帰る人が鳥居をくぐったあと、振り返って一礼してから帰っていく。
こういう敬意の払い方は見ていて気持ちがいい。
というている間に一番奥まで着いた。
ここから本殿に入るのだ。
はずかしながら実はここは初めてなのだ。
ずっと右手のほうに流れていくと、一際目立つ梅の木があった。
「これが光琳梅かいな」緒方光琳が、「紅白梅図屏風」を描いた時のモデルにしたという梅だ。
そう思ってみると姿がいい。ありがたいお姿だ。
ものは思いこみ様、じっくり眺めてあやからないといけない。
「梅を美しく描く技を授けて下さい」と拝んでおこう。
ちゃんと解説の人がいて、そこらを回りながら説明してくれているようだ。
梅のところでは記念撮影もしてくれている。
私は、梅を見に来ただけの不信心ものだから、解説もいらないし、拝礼も遠慮しよう。

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さて、ちゃっちゃと梅見が終わったら次に行くところがある。
バスに乗って上賀茂神社まで行くのだ。
確か、本殿から西に抜けたらバス停があるはずだ。そこで4番のバスに乗るのだ。
「あっ、4番が来よった」もう走っても間に合わない。
「ちぇっ、次来るまで時間かかるなあ」しかしタイミングが悪いのはしょうがない。

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