ベトナム、サパ、ハザンの旅−６４、旅が終わった。

旅は終わった。

伊丹空港で昼飯を食った。
ボリューム満点やったんで腹一杯。
後はリムジンバスで難波に出るだけ。
ベトナム、サパ、ハザン方面の旅が終わった。
いつの旅でもそうやけど、いろいろと得るものがあった。
初めて知ったこともたくさんあった。
もちろん、がっかりもあった。
反省もあった。
あんまり振り返ってもしょうがないけど、少し振り返ってみる。

アジアはどんどん変わりつつあるって聞いてたけどその通りだ。
どんどん発展してる。
いままでは、発展途上国？
ちょっと貧しい国？　物価が安い？
ちょっとハラハラな非日常がある？
なんて、ざっくり思ってたけど、大分印象が変わった。
豊かになった？　元気になった？
全てではないけど、そんなふうに見えるとこが多かった。
街がちょっとだけ喧しくなくなった。バイクが減った？
道路がすごく良くなってる。

サパに行ったのは13年前だ。あの時の感動をもう一度と思ってた。
しかし、とてもがっかり。あまりにも観光化しすぎて全然おもろなかった。

郊外の農村歩きはとてもよかった。

壮大な棚田と田植え風景が見れた。

ある程度それも予想して、もっと奥の方、ハザンやドンバンを中心の旅に変更した。
それが良かった。

とてつもなく、素晴らしい風景があった。

現地の事情がようわからんまま、適当にかいつまんでコースを決めたけど、次回はもっと、じっくり計画を練って、もっといい旅をしたいと思った。

その価値がある。

ハノイに行く度におもろそうやなあ、行ってみたいなあって思ってたけど、
危険やから見学禁止という話やったんで無理には行かんかった。
今は、思い切り観光化されてるけど、それも一興、楽しいイベントであった。
心残りはないほうがいい。
今回は、旧市街には行かなかったんで、ベトナム雑貨などの買い物はできなかった。
サパなどで、手織り、手染めの布製品なんかを買ったけど、あまり良い出会いはなかった。
圧倒的に中国人、欧米人向けの土産に徹してモノをつくってるみたい。
だんだん面白くなくなっていく。

これは大正解。
コロナ前から、こんどアジアに行く時はGRABを使うぞっと思って、準備してた。
タクシーアプリだ。
今まで、ベトナムでは、タクシーでボラれたことは何度もある。
わざわざことを構えるのも面倒というくらいの金額、それでも明らかにボラれたと分かる金額。
テキもさるものだ。
メーターは超高速回転、見てるだけでハラハラする。
被害額はそれほど多くはないけど、気分が悪い。
アプリは、事前に値段が分かってる。支払いは、クレジット。現金のやりとりがない。
行き先は地図でインプットしてる。
言い間違い、聞き間違いがない。とても安心。
こういう仕組みゆえのトラブルがいずれ出てくるかもしれんけど、今のところ安心。
アジアの旅に必須だ。
円安はつらい。
おりからの強烈な円安。
わしのサイフも直撃を受けてる。
飛行機代が高い。
旅行代が高い。
滞在費が高い。
てなことで、いろいろあったけど、ええ旅でした。

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