昔がよかった。
滝のあたりの風景のあまりの変わりように驚いてしまった。
賑やかになって元気になってるのを、変に嘆いてもしょうがない。
面白いシャツを買ったんでそれで良いとしよう。
音が聞こえる。
川に沿って降る。土手の上をあるいてると、チャカチャカチャカと元気な音が聞こえてくる。
河原がえらい賑やかだ。
沢山の人が集まってダンスみたいなんをしてはる。
わしらを見たら、盛んにこっちへこいと手招きをしてる。
どうやらバンブーダンスというようなやつをしてるみたい。
長い竹の棒を持った人が数人ずつ向かい合わせに座って、リズムに合わせて地面にそわせた竹の棒をチャンチャンと上下に上げ下ろし。
その間隔を広げたり、狭めたり。その間に巧みにおどりながら着地する。
確かに楽しそうではある。
しかし、楽しんでるのは若い人たちばっかり。地元の少数民族的な人たちがいるし、観光客の人もいる。周りの人たちをどんどん引き込んでいる。とても盛り上がって楽しそう。
しかし、爺さんたちは恥ずかしい。
ニヤニヤ笑いながら視線を外していく。
そういえば、6年前にベトナムに来て、ずっと西の方、ラオス近くまで旅したときも、地元の民族舞踊を見せていただいたあと、バンブーダンスが始まったように記憶がある。
見るのは楽しいけど、無理やりやらされるのはあんまり好きではない。
てなことで横目で見ながら通り過ぎていく。
グルっと回り込んで河原に降りて見た。
河原には、沢山の観光客が集まっている。外国に人たちは旅が上手だ。わしらみたいにひたすら見るだけ、というんではなくて、参加して楽しんではる。
ここでは、バンブーダンス以外にも可愛い馬がこっち向いてる。
ポニー乗馬体験なんかもあるみたい。楽しそう。
わしは乗りたくないけど。
ずっと昔、中国の敦煌に行った時、砂漠をラクダにのってぶらぶらと歩き回るやつに乗ったことがある。確かに、砂漠にラクダはとてもよく似合う。
とても良い感じだ。景色も良い。月の砂漠を・・・・・ってな感じ。
でも、ラクダの背中は意外とゴツゴツしてる。しかも、砂漠の砂丘をめぐる道は意外と起伏が多い。
ずっと、上下振動が続く。これで、馬具みたいなんをつけててもこの振動で尾てい骨が擦れる。
これが続くととても痛い。最後の方はたまらん痛さだ。ホテルに帰ったら風呂にも入れんくらいの痛さだった。
これがトラウマになってる。こういうのに乗る気がしない。
見るだけですわ。
楽しく見物させていただいて次に進む。
それにしてもこのあたり、えらく賑やかになって、いろんなお店や施設もできている。
昔はこんな感じ。
美味しそう。
こんなお店があったら、じっくり見ていきたい。
なんか食ってみたい。
今は、カフェのような、ゲストハウスのような。
これが観光地って感じ。
どっちがええのやら。
ハノイ、サパ、カットカット村の旅をYouTube動画にしました。ご覧ください。
ブログランキングに参加していますよかったらポチンとお願いいたします。