ベトナム、ハノイ、マイチャウ、モクチャウ高原の旅−15、バッチャン焼きの村へ。

さて、牛肉たっぷりのフォーを食って元気がでた。本日の旅へ出発だ。と言っても
バスに乗るだけやから元気はあんまり必要ない。またまたウトウトしながらのんびり
走る。本日の予定は日帰りハロン湾のクルーズで途中バッチャン焼きの工場にも寄る
という賑やかな計画だ。
バッチャンの村は意外と近い。ハノイから30分ほど走れば良い。
この一角は焼き物の村なのか? 今となっては焼き物のお土産屋さんが密集した
ところなんかようわからん。
着いたぞとバスを降りて、さあ買うぞと意気込んだら、あるオフィシャルなお店に
入って、そこで製造工程を見学して、残りの時間でそのお店でだけ買い物をすると
言う。まあ、ハロン湾クルーズと抱き合わせやったら寄られるだけでもええとしょう。

いまではこんな手書きの絵付けは珍しいんではないやろか?
多分、焼き方ももっと大量生産化されてるんとちゃうやろか?

伝統を守った作り方をしてるせいなんかこの店の焼き物は比較的高い。
雑器のわりに高いというのはもひとつしっくり来いへんけどようわからん。

わしは、あんまり唆られるもんがなかったんで蓋物(印泥入れに使えるかな?)を
一つ買ってみた。

これはこれでなかなかええと思う。
裏の焼印がブランドの印みたいやね。
確かに民芸品としては面白くて味があるけど、陶磁器として日本の製品みたいな
世の中のポジションをゲットするにはまだいろいろと艱難辛苦の日々が必要なんやろなあって
思わんでもない。
そういえばもう10年以上前にベトナムの友人からもらったやつがある。

いまでもどこのお土産店でも売ってるやつだ。
悪くはないけどこの領域からは抜け出して欲しい。
ベトナムには違った焼き物もある。「Minh Long」っていう高級食器のブランドらしい。
その会社の製品でこんなやつがある。

これもベトナムの友人からいただいたやつだ。
ええなあって思って買いにいったらえらく高かった。
形もリヤドロに似てるけど、値段も似ていた。
これもなあ、もひとつビシッと来ないんよねえ。
初めてベトナムに来た友人達は次々と買ってはる。
やっぱり気持ちがスレたらあかんのですね。ものを横目で見るようになる。
てなことで先を急ぐ。

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ありがとうございました。