四文字遊びシリーズ。「刮目相待」、「空々漠々」。

「刮目相待」

最近は、銀行のATMが極端に減ったり、JRの緑の窓口が縮小されたり、どこに行っても自動販売機ばっかりだったり、店でなにか尋ねようにもだれも居らへんかったりと、ほとんどなにもかもがスマホが前提になってたりして腹立たしいことが多い。

スマホに頼るのは嫌いやったけど、不便さを逆手にとって、自分で使ってみたらどうなんのやろとやってみた。

なるほど確かに便利である。

認証設定が2段階、3段階、面倒なことがいっぱいあるけど、終わってしまうととても便利。お金の移動やチェックがとても楽、郵便振り込み用紙も家で処理できる。ATMもスマホでできたりする。チケットも買えるし、乗り換えもすぐわかる。

知らん場所に行くのは特に便利。

タクシーアプリを使ったら、ピッとやったらビュッと来る。

改札も、コンビニも手をかざすだけでピピっと鳴ってそれでOK.

なるほど、驚くほど簡単。なんでもかんでもあっという間にできてしまう。

しかし、たまにシステムがイヤイヤを起こす。

スマホ側のアプリが急に動かんようになったり、相手のサーバ側が障害が起きてたり。

わしらのはどうしょうもない。

問い合わせ用にも電話の窓口が書いてるとこは殆どない。

QA集でわかるような簡単な話なら騒ぎはしない。やっと電話番号にたどりついてやっと解決するなんてこともある。困ったもんだ。

ありとあらゆる詐欺手口も氾濫しててそれも心配。

もし、強盗にあって、スマホを盗られる時、もしかしたら、指紋認証のために指を切られたりせえへんやろか? 顔認証やったら首を切られるとか?

怖い、怖い。

「空々漠々」

現役で仕事をしてた頃は、毎日、毎日あくせく暮らしていた。

朝、6時半頃の電車に乗って出勤、帰りは殆ど毎晩最終電車。典型的な企業戦士。今から考えると全くのアホやね。わしがおらんと仕事が回らへんなんて、わしの代わりなんかなんぼでもおったんや。

リタイヤしたらどうなった。

毎日が日曜日。夢のようなのんびり暮らし。

旅に行って、絵を描いて、晴耕雨読、読書三昧。

そうはいかん。

長年ひきずってきた根性は治らへん。

何かしらんけどいつもあくせくしてる。

薪を切ったり、剪定したり、物置の片付けしたり、なんかネタを見つけてあくせくしてる。

悲しい性ですなあ。

それでも、じっくり本を読んだり、音楽を聞いたりする時間が増えてきた。

オーディオをいじってええ音になって、ほくそ笑みながらジャズを聞いてる。

昔聞いてた世界からおさらばして、今時のやつを探ってる。

街にでたら、ジャズ喫茶なんかに行ってまったりする気分もできてきた。

最近、ちょっと面白い。

あじあん

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