富山、宇奈月方面に旅した話−13、トロッコ電車、黒薙駅あたり。

トロッコ電車とは。

さて、トロッコ電車が動きだした。

トロッコ電車とはなにかというと、もともと黒部峡谷の電源開発、発電所建設などのための資材運搬ように敷設された鉄道を観光用に使い始めたということらしい。

今では、関西電力グループとして運営されている。

ちゃんとホームページがあって、時刻表をしらべたり、予約したりできる。

宇奈月から欅平まで約80分の行程。

途中に黒薙や鐘釣、笹平などの駅があるけど、季節によって停車する駅が変わるみたい。

臨時停車もあるみたい。

ホームページで事前予約できるけど、当日に窓口に行って、チケットを発行してもらわないといけない。また、途中下車があったり、途中乗車であったりする場合は、事前予約できない。

もし、満員で乗れんかったらどうすんのやって心配やったけど、トロッコは相当長いんでそういう心配は少ないみたい。

車両は2種類ある。

オープン型普通客車とリラックス客車(窓付)。簡単に言えば、窓付きか窓なしかということだ。

今回みたいに雨が降る、風が強いなんて状況を考えたら、有料でも窓付きがいいと思うけど、窓付やと、ガラスで外が見難い、特に雨が降ると、曇って見えへん、それが難点になる。

しかし、今回は、もうすでに雨が降ってる。だんだん激しくなりそうでもある。随分悩んだ。

しかし、折角、黒部峡谷の風景を見るために来た。

雨対策の服装もそれなりに固めてある。やっぱり頑張ってオープン客車に乗ることにした。

席は全て自由席である。簡単に言えば早いもの勝ちだ。

座席は、宇奈月から欅平方面は進行方向に向かって右がほとんど谷側向きになっているんで、景色を見るなら右側とチケット売り場でもアドバイスいただいた。

あじあん

さて、電車は進む。

狙い通り、右側に席をとれた。

座った時はガラガラやったけど、出発時間になったら、ほぼ満席になっている。

しかも、殆どが外国人観光客だ。

しかも、殆どが中国語を喋ってるみたい。に聞こえる。知らんけど。

構内をでたら、やっぱり雨が降ってる。

しかし、オープンとは言え屋根があるんで助かる。

窓側やから、雨がかかるのは仕方ないけど、よほどの吹き降りでない限り、びしょ濡れになることはない。寒いけど頑張ろう。

あじあん

すぐに、ダム湖が見えた。

この流域にダムがいくつかあるみたい。

まあ、電力開発事業やから当たり前やけど。

その工事のためにこの電車ができたのだ。めでたし。

葉っぱの風情がとても良い。

紅葉の季節はとっくにおわってるけど、自然の綺麗なところだ。

黒部川を見下ろしながらどんどん進む。

車内アナウンスを聞きながらどんどん進む。

紅葉が無いまでも、葉っぱの色づきの変化がとても良い。

遠くをみあげると山が見える。

後ろ立山連峰はどっちなんやろ?

若い頃は、友人と縦走したことがある。今ではもう考えられへん。

あの頃が懐かしい。

電車が駅を通過することがある。まだ止まらない。

録音済みのやつなんやろけど、ずっと流れてる車内アナウンスは結構、景色を見るときの参考になっていい感じだ。

それも、外国人の話し声の賑やかさにかき消されそうではあるが、それも楽しい。

それにしても、天気はどんどん悪くなる。

 

 

あじあん

そろそろ黒薙駅に着いたらしい。

少し停車するらしい。

降りても写真を撮る人もいる。

わしらは、後でゆっくり来る予定。

なかなかええとこそうではないか。

あじあん

黒部峡谷トロッコ電車の旅をユーチューブ動画にしました。ご覧ください。

あじあん

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