飲んで記憶をなくすという話

飲みすぎて後悔したという事は数限りなくある。
香港の列車で駅の医務担当の人に面倒かけたこともあるし、
若い頃、仕事で出張して着いた夜に痛飲して翌朝から、仕事にならず、
一日ホテルで寝ていたこともある。
もっと若い頃、大酔して、駅のベンチなんかで寝転がりながら、
やっと寮にたどりついたら、大事な電話がかかった後。
とうとうそれきりになってしまった・・

それなら、一番ひどい酔い方ってどんなだったろうって考えてみた。
やはり翌日記憶がなくなっているのが、一番ひどいんだろう。
記憶にある記憶をなくした飲み方は過去2回だ。
いずれも中国がらみ。
一度目は、中国で始めて、バイヂュウ攻撃を受けた時、
酒は強いが、杯は小さいので以外と沢山飲める。
そして、中国の人は挑発がうまい。
「この酒を受けなきゃ信義にもとる」とか、
「ここで飲まなきゃ男じゃない」とか、
「こんなに意気投合してるのに、飲もうじゃないか」とか
いう雰囲気が次々にできてきて、
結局は乾杯に次ぐ乾杯。
どうやって帰ったのか、どうやって寝たのか覚えていない始末。
それでもバイヂュウは不思議で、翌日、二日酔いはあるものの動ける。
もう一つは日本で、ある中国の友人が久しぶりに訪ねてきた。
その人の訪日祝い!、就職祝い!などなど理由をつけて、
結局はあのDNAが動き出す。
またもや乾杯、乾杯!
それで、又、どこかで記憶が途切れている。
最後の飲み屋から家までは覚えているけど、途中が抜けている。

sake080118

皆さんはどうでしょう。
覚えがあるでしょう。

毎週、金曜は酒や茶に関する話です。