最近夢中で読んだ本、岡崎大五、開高健

  • 2008年1月22日
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岡崎大五、「日本は世界で第何位」
岡崎大五の添乗員シリーズは本当に面白い。
添乗員としての経験から面白おかしい話を披露しているというだけでなく、
この人の旅を愛する気持ちとか、旅や旅先の外国から学ぶ姿勢がとても
素直に伝わってきて好感が持てる。
何といっても、この人自身の強烈な海外暮らしの体験が、様々な困難を乗り切る
基礎体力になっているのでしょう。
この著者が、意外な切り口で、本を出してきた。
成る程、旅をしていると日本のポジションが気になる事がある。
「へえすごいなあ」感心したとき、「では、日本はどうなの」と
確かに考えるものだ。
この本を見ていると、「日本を過小評価してきたんだなあ」と思う。
意外と日本って頑張っているんだ。

開高健。「しぶい」
時には古本屋に行く。
昔、欲しかったけど、あんまりお金の無いころだったから買えなかった本だったり、
文庫本で買ってすましたが単行本で置いておきたかったりする
本にめぐり合う。
昔は気がつかなかった本もある。
原則は、今の時代の空気を感じ続けるために、今の本を読み続けたいけれど、
昔の本は、どんどんなくなって行くので、こういう機会があると買っておくのだ。
開高健の本。
しゃれた切り口、しゃれた語り、やっぱり好い。
・・・・
たった一本の元結紐と手桶一杯の水で、いきな旦那はどうやって
彼女を満足させるのでしょう。

hon080122

毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。