またJazz心に火がついて、Bobo StensonとStan Getz、ええですなあ。

NONSYでJazz心に火がついた。

前にブログで、大阪、京橋のNONSYというジャズ喫茶というかBarに巡り合って、そこで素晴らしい音を聞かせていただいて、その時聞いたCDを一気に3枚買ってしまったという話をした。

Arther BlytheとCharles LloydとXavier Davisだ。

家でじっくり聞いたら、やっぱりええなあ。

ジャズってええやんか。

家のオーディオは素人の適当なやつやけど、個人の楽しみで聴く分にはそれなりにええもんやと思ってる。いやそうかな?

なんども聴いてみるけど、何度聴いてもええなあっておもう。

これを聴いた感想は、また別の機会に。

それで、他のも。

あじあん

Bobo Stenson Trioの「Contra La Indecision」というアルバムだ。

買った勢いでこれも買ってしまった。

とても良い。

スウェーデン出身のピアニストみたい。

ビル・エヴァンスみたいな、キース・ジャレットみたいな。

とても洗練された、静謐な音楽である。

キース・ジャレットからあざとさを、もしあざとさがあるとして、それを抜いたみたいな。

あくまでも私見ではあるけど。

優しく柔らかではあるけど、ビシッとした音をだす。

わしの好きなやつだ。

古いのも聴いてみよう。

買ったやつだけでなく、前からあるやつも少ないながらもいろいろ聴いてみる。

レコードもええなあ。思い出と一緒になってる。

そして、Stan Getzにも気がついた。

あじあん

Stan Getz and Kenny Barron の「People Time」というアルバムだ。

これまた素晴らしい。

Stan Getzが亡くなる直前の録音らしい。

明るくて、穏やかで、優しい曲が多いのに、

哀しみに満ちているような気がする。涙がでそうだ。

ああ、こんなんやったんか。気が付かへんかった。

スタン・ゲッツのサックスとケニー・バロンのピアノの絡み合いが素晴らしい。

あじあん

「愛別離苦」

最近のある日、学生時代の友人から突然電話があった。

同じ学生時代の友人の奥さんが突然亡くなったらしい。

他の友人も一緒にお葬式にでかける。

わしら、3人と親戚に方少しのとてもささやかな式であった。

いろいろあって、関東の方から近畿に引っ越ししてきて、夫婦でひっそり暮らしてはったみたい。

昨年、夏頃急に体調が悪くなって入院したら、末期癌が発見されてあっというまのことだったらしい。悲しい話だ。

わしも、普段は年賀のやりとりくらいでほとんど交流がなかった。

その席で、いろんな話を聞いた。

「小田原の「モリヤ」のパンとロックケーキが好物で神奈川の友達が送ってくれたのを嬉しそうに食ってたわ」なんて話もあった。

なんども奥さんの好きな京都に行った話もあった。

他にもいろいろ、わすれたけど。

そんなのを聞いてて、この人たち夫婦でいい時間を過ごしてたんやなあって思った。

二人とも見知らぬ土地にやってきて、地域に混じってバリバリ活動できるわけもなく、ひっそりと暮らしてたんやろけど、二人には楽しい暮らしであったんやと嬉しくなった。

もちろん、突然の闘病と死は受け入れ難い苦しみと哀しみであったやろけど、わしらもこの歳になると訃報ばっかりに囲まれて暮らしてる。いつどうなるやら誰にもわからん。

一足さきに行ってしまったかもしれんけど、寂しくて、悔しいかもしれんけど、ええ想い出を残してくれてるやんか。

ジャズと聴きながら、そう思った。

あじあん

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