久しぶりにCDを買った。
最近さるジャズ喫茶でパラゴンの音に痺れてから、我が家のオーディオでもほぼ毎日ジャズを鳴らすようになってしまった。いつまでつづくかねえと思いつつも。
それで、あたらしくCDも買ってみようと思った。
とりあえずは、NONSYさんで聞いたやつから。
わしが、よくCDを買ったり聴いたりしてた頃からはだいぶメンバーが変わってる。
もちろんLPの時からはさらに変わってる。そんなときに持ってたわずかなやつをたらい回しに聴いててもしれてるからじきに飽きてくる。新しいのを聴きたいと思っても、何やらめんどくさくてキッカケがなかったのだ。新しいのを聞いたら、昔も思い出して、それでまた世界が広がる。
こういうのがええんですなあ。
Charles Lloyd
「Sangam」
Charles Lloyd Zakir Hussain Eric Harland
いきなりパーカッションとのかけあい。とても刺激的。
サックスがええですなあ。
Arthur Blythe
「RETROFLECTION Live At The Vanguard」
Arthur Blythe John Hicks Cecil McBEE
明るくて分かり易いサックスの音色、伸び伸びとリラックス。とても良い感じ。
モンク的なピアノも気持ちがいい。
Xavier Davis
「Dance of Life」Xavier Davis Don Braden Dwayne Bruno Carl Allen
ザヴィア・ディビスのピアノが冴える。
正統派的、オーソドックス、でも新しい。
ついでに買ったやつ。
Charles Lloyd Bobo Stenson
「THE DUO」
今回買って気に入った。Charles Lloyd とBobo StensonのDUOのやつがあった。
なかなか新しい感覚。わしはええなあって思う。
また訃報あり。
この歳になるとあいかわらず訃報が多い。
訃報にええ話はあるはずもないけど、この時は結構こたえた。
現役時代の会社の後輩だ。
というかわしが、ある職場を任された時の最初の部下だ。新卒でやってきた。
それからしばらく。楽しい想い出が山ほどある。
その後、紆余曲折があって、激動の時代があって、別々の部署になってしまった。
職場でも家庭でも不運が続いたらしく、あんまり会う機会もなかったけど、ずっと気にしてた。
しばらくしてからは音信もなくなった。
くわしく話せば長くなるけどだれも聞きたくない。
そしてこの便りだ。
なんともやるせない。
理不尽、不条理は世の常かもしれんけど、哀しいですなあ。
ご冥福を祈ります。
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