山辺の道を歩く−13、大和古墳群から竹之内環濠集落、そして大雨に遭う。

雲行きが怪しい。

目の前に広々と畑が広がってとても気持ちが良い。

やっぱり「くにのまほろば」ですなあ。

それにつけても、空が暗い。雨が降ったらいややなあ。

今回は菅笠を被ってきてる。

ぽちぽつ程度やったら、これでいける。ザーザー降ったらあきません。

降らんことを願いつつ先に進む。

このあたりは所謂大和古墳群と呼ばれるところらしい。

いろんなやつがある。わしはあんまり興味ないけど。すごいことらしい。

土地柄ですなあ。

あじあん

時々ポツポツ来出した。

時々、旅行者とすれ違う。

半分過ぎたあたりやから、天理発の人たちとすれ違うころあいかもしれん。

外人さんもいてはる。

皆さん、急足みたい。

あじあん

竹之内環濠集落。

先に進んでると、竹之内環濠集落という看板があった。

天気悪そうやし、真っ直ぐ行こうかって思ったけど、ひたすら道ばっかり歩いて終わるのも味気ないではないか。

ちょいと寄ってみよう。

なんとなくそこまで来たような気がするけどようわからん。

看板はある。

突然大雨が降ってきた。

これは大変。

傘を出さなくては。傘ではすまへんくらいの雨のようでもある。

目の前のゴミ置き場の奥にトイレがあって、その前にベンチがあって、旅人が少し休憩できるようになってる。軒下の位置にあるんで、雨は防げるみたい。

とりあえず、そこに入ろう。

座ったとたんに更に豪雨が。雨宿りしといて、よかった。

しかし、これでは動く気がしいへん。しばらく雨宿りをしよう。

なかなかやまない。

軽トラがやってきた。雨宿りみたい。降りてくるかなって思ったけど、中に居てはる。

まあ、この雨では走る気はしいへんやろなあ。

急ぐ旅ではないけど、もう20分くらい経ったんとちゃうやろか。

少しずつ雨脚が鈍ってきてる。

もうちょっと待ったら、傘さして歩けそう。急ぐことはない。

あじあん

結局30分ほど雨宿りをしてしまった。

まあのんびり行こう。

てなことで出発。まだ傘がいる。

こういうときに最近買った、超軽量傘が役にたつ。

大きめでも軽くて丈夫。

しかし、菅笠かぶって、傘をさすのは結構あちこち当たってめんどくさい。

先に進む。

元の野原の中。

家の裏庭。

同じような道ばっかり。

トレッカーとのすれ違いが多くなった。

1人歩き。2人歩き。

あっちに曲がりこっちに曲がり。

時々、降ったり止んだり。

頑張って歩こう。

あじあん

竹之内環濠集落の地図。

 

あじあん

山辺の道を歩いた時の動画をYouTubeにしました。ご覧ください。

 

あじあん

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