時々、京都遊、東海道三条あたり裏通り

「うわっ、えらい雪やんか」
今年は何故か雪の降る日が多い。前日からの天気予報どおり、この日は朝起きたら雪が
積もっていた。昔やったら、何となくうれしくて、「おい雪やで」と家族を起こしにいって
いやがられたもんやけど、最近は感受性がすり減ってしまって、「嫌やなあ寒いなあ」などと
思うだけだ。大阪は結構積もっているけど京都はどやろ?
今日は、雪の日に京都へ行った時の話だ。
京阪三条に着いた。あたりまえだが京阪三条に着いたのは京阪に乗って来たからだ。七条から
地下にもぐるので外の様子がわからない。地上に上るとあんのじょう雪が舞っている。
しかし、大阪みたいに積もってはいない。
鴨川あたりは真っ黒な空で雪交じりの冷たい風がびゅーーと吹いている。

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夏なら納涼床がでている河原も土手の柳が風で流れて寒々とした風景だ。三条大橋から
東に向かって肩をすくめて歩きながら、「ちょっと早よ来すぎたなあ。どないやって時間つぶそ」
と思案した。どっかに行くには中途半端な時間やし、喫茶店に座ったら根が生えてしまいそうや。
「そや、ちょっと裏通りを歩いて見よ」
前にこのあたりの喫茶店に入った時、えらい陽気なおばちゃんに道を教えてもらった話をした事が
ある。正確に言えば、道を教えてもらっているのを横で聞いていただけなのだが。
それで、このメインの三条大通りの一本裏側が旧街道になっていて、青蓮院門跡あたりまで通って
いるという話だった。その時その話にのって私もぶらぶらしたらなかなかおもしろい道だった。
「この雪やったらまた違う味があるかもしれん」と思ったのだ。
東山三条の交差点を東に数メートル行くと右(南)に流れていく商店街がある。そこに入って直ぐに
左に曲がるとそれがその道なのだ。
なんの変哲もない民家の間をしばらく歩いて行くと、疏水にぶちあたる。
この疏水、何となく味がある。
京都らしい疏水だ。小さな橋がかかっていて、橋のたもとに柳の木がにょろっと立っている。
「月さま雪が・・・」唐傘美人がそぼふる雪の中から出てきそうだ。
裏通りなのに意外と車が多い。「ぶーぶー」と通るのをやりすごす。
こんなんに森々と降る雪の街をどんなふうに画にかいたらええんやろか?
課題は多い。
疏水のなかには、鴨の家族が寒そうに固まっていた。
「いや、やつらは楽しんでるんかもしれん」

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