年末おしつまった頃、落語を聞きに行った。
そういえば、最近、落語とか聞きに行ってないなあって思った。もちろんコロナのせいもあるけどあんまり積極的でもなかった。
とくに九度山の田舎に引きこもってからよけい面倒さが先に立つ。
それでも気になったら行きたくなる。
ちょうど、年末の30日に日に用と用のあいだにぽっかり空き時間を作ることができた。
あまりにもおあつらえ向きではないか。
やっぱりチケットは予約しといた方がええかな。
爺さん割引がある。店頭購入がちと安い。でも、田舎やから買いにいったら高くつく。
ネットで申し込む。
コンビニで発券。面倒やけど簡単。発券せんでもええようにしてほしいなあ。
当日は。
ちょい早めに到着。
えらい行列が。わしはチケット買ってるから大丈夫。
と思ったら、チケット持ってる人の列やった。
なんで?
電車の座席指定と一緒、チェックなしでもいろいろ方法ありそうやけど?
意外と満員。
もしかしてゆったり見れるなんて勝手に思ってたけど、開演が近づくにつれて席がどんどん埋まっていく。和服を着た人が目立つなあ。
ええなあ。
海外の観光客風の方はほとんどいないみたい。文楽と違って、おしゃべりだけの演目はさすがに日本語に堪能でないと無理なんかもしれん。
落語が始まる。
次々とお話が始まる。
交代のときに、座布団を替えたり、演題をめくる女性の方の所作が良い感じだ。
落語は面白い。
って、先入観で最初から構えてるけど、そうでないのもあるらしい。
わしは、詳しいことはさっぱりわからんけど、入っていきにくいのもちょいあったような。
それでも上手にオチをつけはる。
ときにはどんどん惹き込まれる。いろんな方がいてはる。
やっぱり伝統芸能はええもんだ。
休憩を挟んで。
小ぶりな客席は一体感があって盛り上がりやすい。
2階席もほぼ埋まっていたみたい。目の前の空いてた席も埋まった。
後半の落語もいろいろと個性的だ。
本日は硬派の演者が多いんでしょうか。
間に入る落語以外の演目もとても面白い。
最後は、人情話。
笑うよりは泣かせるという芸の力か。
とてもよかった。
楽しませていただいた。
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天満天神繁昌亭の地図。
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