最近読んだ本、「悪逆」、「魔術師の筐 上下」。

  • 2024年1月12日
  • 12人

「悪逆」。

黒川博行 著。

あじあん

「この事件は危ない。腐りそうな気がする」

腐るとは、迷宮入りのことだ。

それほど難しそうな事件が起きたということだ。

箕面市男神山の豪邸で男が襲われ殺された。大迫健司。表向きは広告代理店の社長、実は過払金マフィアと呼ばれるような裏社会の人間らしい。拷問されて殺されたらしいが、現金は残っている。

犯人は何が目的? 何を奪った?

大阪府警の舘野と玉川が犯人を追う。

犯人はとても巧妙だ。証拠を残さない。わずかな手がかりはどうやら、わざとらしい。

ならば、何を奪ったか? 獲物を逃すはずがない。

そして、また、次の事件が。

今度は名古屋だ。人が殺され、金塊が奪われた?

更に、兵庫で襲われたのは、新興宗教の理事長か。

連続殺人とは言え、1番目と3番目は手口がよく似ている。

この同じ犯人かもしれん。共通点を探る。

それにしても、これほど巧妙な手口は、素人とは思えない。

プロの犯罪者か? もしかしたら元警察関係者?

捜査本部は少しずつ、丁寧に、だがもどかしく、進んでいく。

犯人には近づいているのか?

大阪が舞台なんで、出てくる場所がよくわかる。

親しみさえわいてくる。

一方、総合探偵社WBを経営、盗聴器バスターをメインに事業をしてる箱崎と言う男。

本当にこれが本業なのか? 隠された顔があるのか?

そして、昔の闇が浮かび上がる。

あのミサイルを盛んに発射してるややこしい国がからんだ、ヤクの密輸がらみに大きな事件があったはず。あの時の関係者と結びついてるものがありそうな?

それが今回のことと何か?

さて、次の事件は起こるのか?

奪った金塊はどう金に換えるのか?

核心に迫っているのか?

とても面白い。

金は? シャブは? 車は?

Nシステムが活躍する?

とても面白い。

 

 

あじあん

わしの勝手なおすすめ度。

星三つ半。

「魔術師の匣」。

カミラ・レックバリ 著。

あじあん

女は、幽閉され、剣で貫かれて殺されていた。まるで失敗した奇術のように・・・

不思議な犯罪が起きた。とても異常だ。

美女が箱に入って、奇術師が外から剣で刺すというようなやつがある。まるでそんな形で刺されて、奇術のように無事生還するどころか、無惨に殺された。そんな死体が発見されたのだ。

あまりの異常さにストックホルム警察本部の特捜班、ユーリアのチームは事件解決のコンサルタントとして奇術師でもあり、メンタリストでもあるヴィンセント・ヴァルデルを仲間に加えることにした。対応するのはミーナ刑事だ。

これまた病的なまでの清潔主義者。常に消毒液を持ち歩いてる。

どうなることやら。

メンタリストの見解では、こんどの事件はあきらかに犯人からの何らかのメッセージである。

それが何かを解き明かさねばならない。

そして、また、事件が。

こんども奇術の仕掛けが。

いったい何なんだ。メッセージとはなにか?

謎の数字が浮かび上がった。これはカウントダウンなのか?

ならば後いくつ殺人事件が?

ミーナとヴィンセントが被害者の周辺を洗う。

何かがあるが、それが何かわからない。

過去の記憶と関係があるのか?

遠い過去と?

奇術と関係があるのか?

犯人のメッセージは何を意味するのか?

もしかしたら? 少しずつ?

そして、とうとう、身近に?

まさか? 誰に向けたメッセージ?

とても面白い。

 

 

 

 

異色のミステリーだ。

あじあん

わしの勝手なおすすめ度。

星四つ。

あじあん

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