グループホーム

母親がショートスティしている施設から、「グループホームに空きができたから入りますか」という連絡がきました。
2年ほど待ってやっと順番が来たのです。
グループホームというのは、認知症気味の人たちが、数人で共同生活をできるようにしている施設です。
一方的に介護だけされて暮らすよりも、ご飯を作ったり、掃除をしたり、洗濯したりと少しずつ助け合って、社会生活らしきものを続けることができるようになっています。勿論、介助する人がついていて、できなければできないでいいのです。
こういう風に少しでも自力で暮らす努力をする事が、人間として生きている事を納得できる一つの方法でもあるのかなと思っています。認知症が進行するを少し遅らせることが出来れば幸いです。
今、老人福祉が現実どういう問題を抱えているのか、詳しいことは知らないのですが、少なくとも、こういう施設や、制度があるのはありがたいです。

それにしても、自分の人生の先にこういう事が待っているのかと考えると、複雑な気持ちですね。
人生は旅のようなものだといいますが、
どこまで、どんな旅をするのでしょうか。

tabi0700505

「君の行く道は、果てしなく遠い・・・」
でしょうか。