九度山暮らしのある日、個展をやった−02。ー1日目、準備完了。

ー1日目、準備完了。

さて、飯を食ったら準備にかかろう。荷物を運び込んだら、大体決めておいた配置の
とおり作品を箱のまま並べていく。目論見と実際は違うんで全体のバランスを考えながら
並び替えをする。つぎは天井からぶら下げるフックが作品の上に来るよう調整して、
足りない分はフックをとりつける。最初に悩んだのは作品あたりにフックを1本にするか
2本にするか? 1本やとわりと簡単にぶら下げられるけど傾きの調整が難しい。
2本やと安定するけど、その調整が面倒くさいのとフックを大量にぶら下げ直しをせんと
あかん。爺さんの体力では2本案は無理やと決定。
箱から出して、1つずつぶら下げていく。ここまではそれほどしんどくはない。
こんどは高さを決めて傾きがないようにバランスをとる。結構面倒だ。
そして、隣同士同じ高さになるようフックの金具の長さを調整する。これがとても面倒だ。
体をねじって伸ばしながらフックの金具を引っ張ったり戻したり、とても腰によくない。
ちびっとずつ作業をすすめる。

あっちを上げればこっちが下がる。こっちを上げればあっちが・・・。
焦る、いらつく。

だんだん適当になっていく。
やっと片面が終わった。

さあ、残りも頑張ろう。

大きいやつや横長のやつはさすがにフックを2本使う。
大分、出来てきた。がんばろう。

大体終わったら全体を見てみる。微妙にバランスが悪い。また、少しずつ直していく。
途中で面倒になって、まあええかと思ってしまう。

時間がたったら、微妙に傾いて来る。またちょっとずつ直す。
だんだん面倒になって、少々の事はまあええかと思う事にする。
ワイヤー1本ずつにタッカーを打ち込んで固定するというのも可能なんやけど、打った後
又、外して調整するなんて事を考えたらとても面倒だ。
壁面が終わったら、テーブルを用意してその上に載せる屏風や折本を並べてみる。
これはまあとても簡単だ。
一通り終わったら、タイトルを貼っていく。
これは事前に準備しておいたんで簡単だ。
その後は、漢詩なんかを書き込んだ絵の釈文みたいなやつを貼っていく。
なんとなく出来た感が漂ってきた。
額縁の箱やら、色々不要なモノを片付ける。
玄関ガラス戸のとこに入れる絵も忘れてはいかん。
さて、ほぼ準備はできたかな。予想以上に疲れた。
よう見直したら少しずつ気になるところはないではない。微妙に傾いてるやつがある。
ワイヤーの端っこが額の後ろからちょろっと見えてるとこがある。
上下のバランスがちょろっと気になるとこもある。
色々あるけど気にしだしたらきりがない。これで終わりとしよう。
さて、一段落して表に出てみる。

道頓堀通りの真っ只中だ。

但し、コロナのせいか人通りが非常に少ない。
明日からの無事を祈ろう。

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ありがとうございました。