昨年末、正月用に新潟から日本酒を6本セットで取り寄せた。
いつもの酒だと思って順番に飲んでいる。
と、よく見ると、「千の風」って書いてある。
初めて聞く名前だった。解説文が入っていて、詩がついていた。
「私のお墓の前で 泣かないで下さい
そこに私はいません
眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています。
・・・・・・」
若くして癌で死んだ女性を偲んで作られた詩だそうだ。
解説をよく読んでいると、この詩とこの詩につけた曲が話題になって
大ヒットしたみたいだ。
残念ながら知らなかった。
英語の原詩があるそうなので一度読んでみたいと思う。
若くして癌で死んだ私の妹も風になって吹き渡って
愛する家族を見守っているだろう。
私もどこか旅の果てで野垂れ死にするかもしれない。
それも、一生。
この酒、少し甘いけど旨いです。
毎週金曜は酒や茶に関する話です。