ホーチミン、ハノイ、サパの旅-21 カットカット村へ

本日の組み合わせはガイドを抜くと6名だ。
「どちらからですか」、「カナダです」
これで私以外はカナダ人の家族5名と思いこんだら結果は大違いだった。
カナダ人以外は、台湾人で親子3人と台湾語ガイド1名だったのだ。そのカナダ人も中国語が
喋れるという事で、時には中国語、主には英語という面白い状況になってしまった。
私の英語は多分0.5くらい?、中国語も0.5くらい?、言葉の足し算は0.5+0.5でも1にはならない。
しかし、なんとなくこれでOKの気分で足取りも軽い。
相変わらずの霧の中、ぬかるんだ道を朝行った通りに下って、更にずっーと下る。
遠くの視界は悪いが近くは良く見える。
植生も南方系だ。芭蕉の木が目立つ。

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黒豚ファミリー、女性陣は、「かわいいっ!」と大はしゃぎだ。
私は鶏ファミリーのピヨピヨの方がかわいいと思う。
「ここはバーベキューやってますから、こいつら後で食べられるかもしれませんよ」
厭な事言うヤツだ。「食用に飼ってるのは分かってるけど、眼と眼が合ったら
食べられへんやんか」
村に入ると石畳の階段が続く。観光客が多い。土産物屋や少数民族の暮らしモデルハウス
などを見ながらゆっくり下る。歩きながら気がついた。ここは何かを見に来るとか特別な事を
体験しにくるといったところではないということだ。
元々滞在型の避暑地のそばに村があるだけだ。場所がわからんやろから案内してくれるという
だけのことなのだ。そこに居ること、或いはそこを通ってその空気を感じることが大事なのだ。
それが何なのはその人次第だ。
土産物のポーチを肩にかけて、手にもいろんな物をもって女の子達が売りにくる。お母さん
達も売りにくる。お母さんが赤ん坊を背負っている。小柄だ。子供みたいだ。

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「子供にお金をあげないでください」と書いてある。そりゃあそうだ。施しはいけない。
「何か買わんとあかん」と思うが、
「何かええもん創ろうよ」と思う。

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