ベトナムに一寸法師の椀の船

この時のダナンの旅は仕事でした。取引先のベトナムのIT会社のダナン支社の開所式に招かれたのです。
夜はお決まりのみんなで飲み会です。
海辺のホテルに泊まったのですが、プールサイドに椅子をならべて延々と飲んでました。
ベトナムの人、日本人、イギリス人もいます。ドイツ人もシンガポールの人も。
多彩です。
歌が始まりました。カラオケなしです。
ベトナムの人は歌が好きです。
誰かが歌えば、箸で食器をたたきながら唱和していきます。
それぞれ、国の歌を歌います。
「荒城の月」とか、いくつか日本の歌を歌いました。
その時、改めて愕然としたのですが、歌詞がちゃんとでてこないのです。歌う機会がすくなくなったせいもあるのですが、歳ですね。
ベトナムの人はロシア留学経験者が多く、最後はロシア民謡になってました。「ステンカラージン」とかをロシア語で歌ってました。

朝早く、目が覚めたので海岸を散歩しました。
有数のリゾートというだけあって、美しい海岸です。

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びっくりしました。お椀の船があります。
「一寸法師の椀の船」です。海辺に沢山ならべられて、実際に漁に使われているようです。

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「日本の御伽噺の由来になったんだよ」って教えてくれる人もいます。羽衣伝説もあるとかないとか言ってました。
竹で編んだ「トエントン」という名の船だそうです。