船を降りたら。
さて、楽しい水郷廻りが終わった。
船を降りてもまだ体が揺れている。
というほどでもないか。
さて、・・・・・・のんびりしてられへん。次のバスまであと5分。
トイレも行きたいし。これは無理だ。
では、その次のバスに乗ろう。時間はかなりある。
では、このあたりを散歩してみよう。
ヨシの加工場?
実はこの辺りには、もう十年ほどになるか、前に一人で来たことがあって、その時は、船に乗る前に十分時間があったんで、このあたり一帯をくまなく散歩した。
今回は、そこまで時間はないんで、軽く、ヨシの葉が茂った水路の入口あたりを見に行ってみよう。
船乗り場から、ほんの百メートルほどのところ、農家の庭みたいな、あるいは、工場みたいな、あるいは倉庫みたいな建物のあたりにヨシが干してあった。
たまたま干してあった、とか、家で使うため、とかではなくて、明らかに生産出荷のためのものだと思える。
ここは、そういう工場みたいなとこなのか、あるいは、観光用にモデルケースとして設置してあるのか、ようわからんけど、そういうところだ。
でも、誰もいてはらへん。
普通の民家とは思えん。ちょっとええ感じ。
水路を見に行く。
家のちかくには、縦横に水路が走ってる。
ここでヨシを採ってるわけではないやろけど、冬枯れた感じがいいなあ。
水辺の景色って、何もなくても風景になってるから面白い。
壊れた小舟が置かれてるのも風景に似合ってる。
さっき、この辺を覗いた時には、大きな白鷺が休んでた。
けど、人の気配を感じたのか一瞬でどっかへ飛んで行ってしまった。
まあ、こっちの勝手どおりうごてくれるとは限らへん。
頭の中で雰囲気をつくってしまおう。
ベトナム、ヴァンロン自然保護区。
ベトナム、ヴァンロン自然保護区
さきほどみたいに、自然のなかでのんびりと舟にのった旅を思い出す。
ベトナム、ハノイ郊外にあるヴァンロン自然保護区だ。
ほとんど何もない自然の中だった。
人工的な水路ではなくて湿原のようなところであった。
水の中は餌が多いのか、魚や水鳥がのんびりと暮らしてはった。
静かで豊かな時間がゆっくりと流れていた。
とても良いとろこであった。
バスが来るぞ。
さて、のんびりしてるうちにバスの時間が迫ってきた。
バス停に戻ろう。
近江八幡、水郷まるやまを巡る旅をユーチューブ動画にしました。ご覧ください。
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水郷まるやま地図。