熊野街道を歩く。ちょろっと大阪編05。郡戸王子から上野王子へ。

今日の話で歩いた場所。

高津神社から上野王子跡まで。国土地理院地図より。

郡戸王子は高津宮。

熊野古道九十九王子の3番目は郡戸(こうと)王子ということで、高津神社に着いた。

郡戸王子=高津神社かどうかは証拠はないらしいけど、わしらは気にしないのだ。

ここやと言えばそれでいいのだ。

階段を登っていく。

境内はとても広い。

なんだ、龍って書いてある。龍神さんがおられるらしい。

えらくありがたい神様らしい。ようわからんけどしっかり拝んで帰れとある。

では、ムニュムニュ・・・

高津の富

後でしらべたら、「高津の富」って落語があるらしい。

島根の方からした旅人が、わしは大金持ちやとえらそうに散財したあと・・・・・

さて、夜逃げでもせんとあかんなあと・・・・・

やけくそで買った高津神社の富籤が・・・・大当たり!!

なんて話らしいけど、ここの神さんはお金持ちにしてくれる神さんだったらしい。

しまったなあ。もうちょっとちゃんと拝んどくんやったなあ。

あの竜神さんがそうやったんやろか?

知らんと通りすぎただけやから、いまだになんのご利益もないわい。

高津の黒焼き屋

これもあとで、ネットで見たんやけど、昔は、この神社のそばに「黒焼き屋」というのが有名だったのだそうだ。いわゆる、イモリの黒焼きやら、蛇のなんちゃらやら、怪しげなモンを売ってたらしい。

こういうのは、昔、中国のある町(どこやったか忘れたけど)で、こんなような怪しげなヤツを焼いて売ってる露店を見たことがある。

わしらからみたらいかにも怪しげやけど、土地の人からしたらごく当たり前の食いもんだったりして、変に興奮してるわしらはなんやねんという話。

これもそうなんやろね。

むかしは、えらい賑わってたんやろね

今は昔。

今はひっそりだ。

わしらは、そっとおさらばする。

わしらは、裏門から入ったみたい。表門から出る。

やっぱり大きい神社、大阪の昔を代表する神社の一つ。 では、さらば。

外に出て、右に曲がったら、すぐに文楽劇場に行ける。

 

 

タイ料理やさんを思い出すなあ。

タイのストリートフードを思わせる、ローカル色豊かなお店。

タイ人の元気なおばちゃんたちが迎えてくれる。

又行きたいなあ。思い出に涎をながしつつ左に曲がる。

このまま真っ直ぐ歩いて、谷町筋を越える。

やっぱり大通りやなあって思う。

車がガンガン走ってる。

信号待ちせんと渡られへん。

青になるのを待って、急いで渡る。急ぐ必要はないんやけど、通りが忙しないとつい急いでしまう。

大きいヤツを渡って、2本目の道が旧熊野街道だ。

ちゃんと標識がある。

そこを右に曲がって南に降る。

すぐに又、大通り。

目の前が千日前通り。

このまま真っ直ぐ渡る。信号待ち

どんどん南に真っ直ぐが熊野街道だ。

心配しなくても道標がある。

ランチ激戦区。

大阪にはどこにも美味しいお店がいっぱいある。

いろいろと美味しい店の思い出があたくさんある。

ブログに書いた店もある。

美味しいうどん屋さん。

ふわとろオムライスの店。

思い切り辛いカレーの店。

この店は今はもうないかもしれん。

もうちょっと行ったら、ここで街道を離れて東に行く。

新歌舞伎座の裏側あたりをどんどん。東にそれていく。

何通りかようしらんけど、広い道だ。

 

“"

 

名水の看板。

大阪市の看板があった。この辺は上町台地で、井戸を掘ったらいくらでも美味しい水がでてきたのだそうだ。

いまでも天王寺の七名水といわれているやつだ。

さすが、水の都だ。

すごいなあと思いつつ上野王子跡(上宮跡)を探す。

確か、上宮高校の近くにあるはずだ。

ぐるぐるまわるけどわからへん。

今日のコースを恐怖の百倍速でご笑覧ください。

 

 

あじあんじゃんくしょん
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