ホーチミン、ハノイ、サパの旅-13 ラオカイ駅で

4時頃眼が覚めた、丁度好い。ラオカイ、サパはとても寒いと聞いた。もうちょっと
着ておかないとあかんので、寝たままごそごそとヒートテックの下着を着こむ。
シャツも一枚追加して重ね着で勝負だ。早い目にトイレにも行っておこう。
そうこうしているうちに回りも騒がしくなってきた。係員が起こしにきた。
「もう起きてるで」もしこれが、終着駅でなくて途中駅だったら大変だ。到着1時間前
には起こされて、びしっと有無をいわさず毛布をはがされ、下に降ろされてしまう。
ここも何度か確認に来るがその間に、「ガタン、ガタン」と到着した。
着くと同時にこの車両の旅行者には現地ガイドが迎えに来た。私には来ない。
安いツアーだから当然だ。大勢のバックパッカーの後ろから歩きつつ、出口でガイドの
名札を探す。簡単に見つかった。「ここで待って」皆揃うまで待つのだ。
昨晩のカナダから北ベトナム人も来たが、別グループのところに行った。今日の行き先が
違うのだろう。
5:30だ。真っ暗な駅前広場はえらく寒い。着こんでおいてよかった。
グループは5人で駅前広場の端にある食堂に連れていかれた。ガラス戸には「Free WiFi」
とか「Internet」とか書いてある。トイレは広くてシャワーもできるようになっている。
しかし、水は殆ど出ないし、この寒さでシャワーをするやつもおらんだろう。
要するに旅行社の基地も兼ねているののだ。
案内人は「ここで待ってて」と言って、ちゃっちゃと出て行こうとする。
入り口にいた人が、「いつまで待つんや?」と聞いている。
「9時頃」と答えたようだ。「えっ、9時まで待つんかいな」と文句言い顔になってた。
今は実感がわかない。そのうち又現れたら、皆で何か言うことになるんかなと、要するに
ぼんやりしてた。グループは、男女ペアの2組と私だ。どうも同じ言葉が通じるらしい。
ロシア語かクロアチア語かなんかわからん、異次元の言葉だ。私は入り込む余地がない。
彼らは早速ネットを始めた。

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私は暇やから、朝飯でも食っておこう。朝飯はツアーに込みのはずだ。
メニューを持ってきたが、何が込みで、どこまでokかよくわからない。
しかし、メニューのどれを選んでも大差なさそうだ。
それで野菜の麺と炒飯みたいなものを頼んだ。
イメージは、フォーと炒飯だ。しかし、外れだ。
メニュー見直すと、確かに、「vegetable noodle and fried rice」と書いてあって
noodle soupとは書いてない。せっかく汁ものであったまろうと思ったのに思惑違いだ。
しかし、意外と美味い。麺のぬるぬるとご飯のもちもちが野菜にからまって、異様な
味ではあるが味はいいのだ。

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結局は9時過ぎまで案内人は一度も来ないで、やっと来たと思ったら、
「出発」だ。

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