先日、ベトナムのある会社の大阪支社から連絡があった。
会社設立10周年を記念して、関係の深かった人に記念品を渡したいというのだ。
少し前に、この会社の親会社から同じように記念品を頂いたが、
格別に貢献をしているわけではないのにこのように気にしてもらえるのは
あり難いことだ。
私自身は彼らと付き合い始めて、6年目くらいだが、彼らの会社も10年たったのか
と思うと感慨深い。
それで、この記念品。
大理石のオブジェだ。
青年が地球を背負っている。
眼鏡をかけているのが愛嬌だが、ソフト屋さんらしく、インテリを自負している
のか、勤勉さを表現しているのか。
背中の地球は、グローバルを支えていると言う気概だそうだ。
彼らのこういう気概や、日本への思い、生真面目さなどが好きで付き合ってきて
いるが、こういう付き合いを通して逆に日本を考えさせられる事が多い。
日本の文化や、伝統や何故日本がいいかを説明しようとして、実はそれを
よくわかっていない自分に気がついたり、日本では、そういう大事なものを
無くしつつあることに気がついたりもするのだ。
こういうモノを見ながら、改めて日本を見つめなおさないといけないとも思うのだ。
毎週月曜は、こだわりのモノの話です。