爆弾低気圧来襲、東北温泉雪見旅−01、出発の朝。

出発の朝。

そう言えば、雪景色を長いこと見に行ってないなあって思ってた。
ある日、友人と前に行った東北の露天風呂の話をした。雪が積もってええ感じだった。
また行きたい。
てなことで、計画をたてた。
山形の尾花沢のあたり、銀山温泉を中心に鳴子温泉と猊鼻渓に行ってみよう。
芭蕉の奥の細道をオマージュする旅でもあるではないか。
期待が持てる。
さて、段々とその日が近づいてくる。
なんとその頃になって、コロナも盛り上がってるではないか。
どうしようか、悩んでるうちに、少しピークを過ぎ始めてきた。
ならば行ってみよう。
その日が近づいてきた。こんどは毎週のように爆弾低気圧が来襲してくる。
目的地あたりは、連日、猛吹雪みたい。交通機関がストップしたりせえへんやろか?
気になって、予約の宿に問い合わせてみると、雪は降ってますけどねえとしらっと
してはる。毎年、毎年の普通の事、冬の当たり前、何を騒いではるの? という事みたい。
お客さんも一杯来てて、コロナでも雪でもキャンセルはほとんどないよって余裕の
表情だ。顔は見えへんけど。
なるほどそういうもんか。このレベルの雪や吹雪は現地の人にとっては日常茶飯事、
恐るるに足らずなんやろね。
では、安心して参ろう。
てなことで、当日が来た。
天気はまずます。しかし、現地、岩手や宮城方面は日本海側を中心に大雪みたい。
やっぱり気になるなあ。ともかく空港に行こう。
九度山からは南海電車で難波まで。難波からはリムジンバス。
新幹線で行くよりは飛行機を使った方がはるかに便利だ。早割で買うとチケットも
安い。
渋滞もなくとても順調だ。

空港到着。やっぱり、北海道などに向かう、あるいは向こうから来る便の取り消しなどが
出てる。
心配やから聞いてみる。
わしの便、伊丹から山形行きは幸い通常運行と出てる。しかし、天候によっては
仙台空港か羽田空港に行き先を変更することもあると言われた。それでも行くんかと
言うことだ。わしは行かんとしゃあない。新幹線組の友人たちももう出発してる。
そやけど、ほんまに大丈夫やろか?
とても心配だ。

天気情報はやっぱり低気圧が活動してる。
本日の最終行き先は山形県のJR大石田駅が最寄りになる。もし、飛行機が仙台空港に
降りることになったらどうなる? 新幹線に乗り換えて行けることは行ける。
何時頃に着くんやろ?

あるいは羽田空港やったら? もっと時間がかかる。夜遅くの到着になるかもしれん。
それで思い出した。何年か前にやっぱり東北の雪景色が見たくて、仙台に向かったことが
あった。その時も、えらい雪が降った。
仙台空港に降りれずに結局羽田に着いた。さて、どうしょうと思ってたら、飛行機から
おろしてくれない。どうなんのやろ? とヤキモキしながら待ってたら、再び仙台に
向かうことになった。結局2時間ほど遅れて仙台に着いた。
遅ればせながら友人たちに合流できてとても嬉しかった。
そんな思い出があるんで今回もビクビクだ。
もうあんな事になって欲しくない。さて、どうなるやら。

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ありがとうございました。