Raspiで作ったネットワークオーディオ、早速中華製DACが壊れた。

Raspiで作ったネットワークオーディオ、早速中華製DACが壊れた。

前にRaspiコンピュータを使って、ネットワークオーディオサーバを構築した話をした。
ミュージックソースは全部家のNASに集中してしまった、すべて、スマホやパソコンから
選んでオーディオを鳴らすという仕掛けができて、とても重宝してる。
オーディオのスイッチを入れたら、家の中のどこにいてもスマホで曲をえらんで
音楽を聞けるし、いつでも簡単に切り替えもできる。
今までに比べて格段に便利になった。
その時に、要となったのがDACだ。CDプレイヤーやレコードプレーヤーを使わない分、
ミュージックデータをアナログ化する装置が必要になる。
これも上をみればきりがない世界だ。高いのはいくらでもある。
しかし、デジタルの世界、次々と新製品がでる。高いのを買っても、買えないけど、
すぐに陳腐化する恐れがある。
第一、DAC自体どんなもんか使ったことがないんでようわからん。
悩んだ末に、S.M.S.Lっていう中国メーカのやつをアマゾンで買うことにした。

性能的にはそこそこ行けそうな気がするけど、不良品とか故障とか、その対応とか
不安が一杯でもあったけど、性能の割に安げな値段につられて買ってしまった。
すでに報告したとおり、結果的には不良品とかの問題はないし、性能的にも
満足できるものであった。

音に癖がない。それはとても良いことかもしれん。
音がクリア、高音が綺麗。ダイナミックさは足りんかもしれんけど、そもそもの
アンプとけんかせんほうがいい。
とりあえず満足すべき性能ではないかと満足していた。
それで3ヶ月ほど経った。ある日気がついた。LCDの画面に筋が入ってる。

性能には影響が無いみたいやけど、いつ壊れるか?

気持ち悪い。
しかもひどくなっていく。

やっぱり、品質面での危惧が本当になってきた。
どうしよう。
1ヶ月以上経ってるんでアマゾンで返品はできへん。
販売元に連絡するしかないけど、中国だ。
どうしてええかようわからん。
調べてみたら、S.M.S.L社にHPがある。そこに連絡先のメールアドレスが載ってたんで
メールしてみた。(つたない英文で)
しばらくすると返事がきた。
商品を送ってくれれば修理するとある。
あるいは部品を送ってもいいと書いてあった。
ちゃんと直してもらいたいけど中国に送るのはリスキー感が強い。
途中で無くなっても全く保証はしてもらえそうもないし、輸送中に事故があっても
多分自分で解決せんとあかんやろし、とても面倒そうだ。
自分で出来るならということで部品を送ってもらうことにした。
1週間ほどで部品が着いた。
正面の保護ガラスとLCDプレート1枚だ。説明もなんもない。
すぐにどうやって交換するか教えてほしいとメールする。
こんな写真が送られてきた。

suction cupを使って前面の保護ガラスを外したらLCDプレートは交換できるとある。

簡単な吸盤を買ってやってみたけど、ガラスの接着力がとても強い。これは割らんと
外れへん。やむなく割りながら剥がしてしまう。どうせ交換ガラスがあるからええやろ。
LCDの接続はどうするんや? 次の疑問だ。
写真をみる感じ、押し付けてテープで押さえるだけみたい。
交換してから、押し付けをやってみたら、すぐに繋がった。
前面ガラスを貼り付けて修理完了。

やってみれば簡単だった。
こういう故障でよかったけど、内部の故障やったらとても困ってた。
やっぱり海外製品をアマゾンで買うのはリスクがある場合があるなあって思う。
特に中国製品の品質って世間の噂どおりまだ安定してないのかもしれない。
こういう世界もこれから安定していって、安心して買い物ができるようになったらいい。
又、安易に価格に釣られて、リスクを考えずに買ってしまわないよう気をつけないと
いけない。

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ありがとうございました。