雪の新潟紀行、北越秋山郷を尋ねる旅ー15、秋山郷、小赤沢、古民家あたり。

秋山郷、小赤沢、古民家あたり。

四駆切り替えボタンを見つけてから極めて順調に車は走ってる。ブレーキは小刻みに踏んで
できるだけスピードがでないようにしてる。道路はだんだんと除雪されたところが多くなってきた。
除雪のブルが走って路側をザクッと切り取った跡がある。こうなると走りやすい。
ありがたい。
でも、スピードは出さない。
しばらく走ると、小赤沢のあたり、秋山郷の中心地を思われるあたりに着いた。
ということは昨日、見下ろした屋敷温泉のあたりの良い景色のところは通り過ぎて
しまったということだ。風景は行きで見るのと帰りで見るのとでは全く違う場合がある。
ちょっと車を停めてみよう。

地図でみたらこのあたりに「とねんぼ」とか言って、栄町役場の秋山支所があるはず。
いわば秋山郷の中心地あたりではなかろうか。

しかし、どこになにがあるやらさっぱりわからん。
というより、ずっぽり雪の中にあるようだ。

うろうろしてたら、おばあちゃんが、というかわしらよりちょっとだけご年配、
お姉さまって言うたらええんかな、現れた。
にっこりして話しかけてくれる。「あんたらどっから来たん?」人懐こそうな方やから
おのずと話が弾む。
こんな雪の中に来ても何もみるもんないよという話。
こんなとこでも住んだらええとこやで、あんたらもここに住んだらどうやという話。
近くに「保存農家」っていうのがあるはずやけどって聞いたら、
ここを降りて行ったええよって教えてくれた。
折角来たんで、それくらいは見ておきたい。ほんならと道を下かけたら、「車で行くんよ」って言う。
地元の人の「すぐそこやで」って言うのは簡単に信じたらえらいことになるのはよくある話。
なかなか行き着かへん場合が多い。それが車で行けとなるとどんだけ遠いんやろ?
それともわしらが爺さんやから足元を心配してくれたんやろか。
逆に車で行くのはちと怖い。つい先ほど雪の坂でスタックしたばっかりだ。
四駆になったからといって、行ったはええけど、車の向きを変える場所がないと言うのは
とても困る。ちょっと遠くても歩く方がいい。けど歩くのはどうかなって首をかしげてはる。
行っても雪のなかで何も見えんかもしれん。仕方ないあきらめよう。
多分行ってればこんなやつに出会えたんやと思う。

北越雪譜の時代かもしれない2百年以上は経った茅葺の古民家はとても風情があったのではなかろうか。
また、いつか機会があれば訪れたいものだ。
後で地図を見たら、歩いて行けないどころか、ついその先だったではないか。
口のうまいお姉さまに騙された。

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ありがとうございました。