映画、「レッド・クリフ(赤壁)その1」

映画、「レッド・クリフ」上映中だ。
かなり前だけれど、赤壁からそれほど遠くない長沙や洞庭湖に旅行した時に
街の中で映画「赤壁」の看板を見た。
その時に「あっ、見たいな」と思った。その後、又、友人と
上海に行った時に、友人は中国の映画館で見たと言ってたので、
「うらやましい」と思い、今回、旅行で北京に寄った時にとうとうDVDを
買ってしまった。
日本語吹き替えも、字幕もないし、中国語を聞きながら英語字幕を読む
と追いつけないので、中国語の練習がてら、中国語を聞いて、中国語字幕を追う
という方法にした。内容は分かっているので、2回見るとなんとか理解できたと思う。
映画館で見れなかったのは残念だけど、こういう方法もいいかもしれない。
しかし、粗雑な映画だと思う。壮大な規模のハリウッド映画というが
人が多くてセットが大きければ良い訳でもないし、中国の現場を彷彿させる
ような感じでもないし、諸葛孔明の奇策も現実感がないと変なだけだし、
日本代表、中村獅道も出番が少ないからかヘボに見えてしまう。
劉邦の軍も農民の味方だというけど、何の策もなく、ぶち殺されるだけだと
兵士の信頼も得られるはずもなく、違和感だけが残る映画だった。
曹操は絵に描いたような悪玉だったけど、別件で曹操の詩、「短歌行」を
知ったが、立派な作品だ。詩だけからでも相当な人物だと思う。

対酒当歌 人生幾何、譬如朝露 去日苦多
慨当以慷 幽思難忘、何以解憂 唯有杜康
青青子衿 悠悠我心、但為君故 沈吟至今
呦呦鹿鳴 食野之苹、我有嘉賓 鼓瑟吹笙
明明如月 何時可採、憂従中來 不可断絶
越陌度阡 枉用相存、契闊談讌 心念旧恩
月明星稀 烏鵲南飛、繞樹三匝 何枝可依
山不厭高 海不厭深、周公吐哺 天下帰心

eiga081113

毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。