映画、「人生万歳」

久しぶりに、良い映画を見た。
と言いたいところだが、久しぶりにひどい映画を見た。
しかも、1000円均一のサービスデーに当たってしまった。
私はシニアなので、いつ行っても1000円だ。それで映画に行くのがえらく
気持ちよかった。大変得をしたような気になるって、いつも、「エヘン」と
思ってしまうのだ。それが、「皆1000円だったら意味がないやんか」と
せこく不機嫌になってしまう。それにそれだから、えらく混んでいるのだ。
それでも「又来るほどのもんともちゃうしなあ」と我慢して順番を待った。
50何番かだったけど、意外と後ろが空いているものだ。うしろの真ん中へんに
座れたからまあ不満はない。
映画は、面白い。とても笑える。終始大笑いしてたくらいだ。
しかし、それだけのこと。
何かしらの感動がないのだ。終わったらかなり不満が残る。
元天才物理学者でノーベル賞候補にもなったおっちゃんが世をすねながら
うだうだと暮らしているところに、なぜか不自然におばかな家出娘が
ころがりこむはめになる。
そしてどうなる?
親が探しにくる?
母親もはちゃめちゃに・・
父親は男に・・・・
わけのわからんどたばたが続く。
それで、「世の中なんでもあり」で、「何が起こっても不思議はない」で
おしまいだ。
私は喜劇を素直に楽しむ感性に乏しいのだろう。

eiga110106

毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。

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