九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−41、調子に乗りすぎか? 「福仙楼」で宴会をした話。

調子に乗りすぎか? 「福仙楼」で宴会をした話。

手術後5ヶ月近くなってきた。消化能力のリハビリといっても特に何かを努力してるというわけでは
なくて、ごく普通に飯の時間がきたら飯を食いまくってるし、飯と飯のあいだも何か食ったりしてる。
1回の量が少ないためか、前のように、生きてるだけで肥えていく、息をするだけで肥えてるんちゃうやろか
というような現象は今のところなくて、体重は減ったままでやや安定してるみたい。
飲み会も何度かこなして、酒の量は飲めないながらも参加して楽しむことは出来始めたように思う。
今回は、昔の、遥か昔の仕事仲間(入社当初やからなあ)たちと年に2回くらいやってる飲み会の
新年会バージョンであった。わしが幹事を仰せつかってるんでわしの好みで場所や食いもんを
決められる。
てなことで、こんかいは町中華バージョンでやってみよう。
というても店は店名からしていかにも老舗という「福仙楼」さん。場所もあの適塾のとなりという
由緒正しいところだ。なんで町中華かというとあくまでもわしが勝手に料理をみてそう思った
だけで何の根拠もない。
とにかく集合は京阪北浜駅。
数分で到着する。

とてもええ雰囲気のお店だ。
お昼はビジネス街らしくランチのカレー焼きそばで満員みたいやけど夜は結構すいてるみたい。
老舗らしくメニューにも風格がある。

品揃えはとてもわかりやすい。

で、メニューを見ながら注文を始める。
8人が長テーブルに座ってるんで2皿ずつくらいが食べやすいかなって考えた。
店長さんにそう言うと、その必要はない、1皿で十分と断言しはる。
えっと思うけど、量は充分あるからって向こうから言うんで半信半疑ながらも
そうするしかない。
まあ、それはともかく乾杯しよう。

わしはビールは飲まれへんので日本酒にしてもらう。
ビールは瓶ビール、いやはや町中華の始まりだ。
まずはとてもわかりやすい、エビ天から。

なるほど量が多い。半端なく多い。すごい大皿だ。
そしてとてもわかりやすく美味しい。これはこうなのだ、という味だ。
次は唐揚げ。

これも目茶分かりやすい。定番中の定番。
やっぱり量が多い。言われたとおりだ。
味もやっぱり分かりやすい。そして美味しい。
そして酢豚。

またもや目茶分かりやすい。
そして美味しい。
そして量が多い。
次は、糸切り豚肉の炒め物。

あんまり定番でもないけど味は簡単明瞭。
見た通り。
そして量が多い。
そしておいしい。
ピータン。

これはちょっと珍しい。
とても美味しい。やっぱり量が多い。
最後は当店評判のカレー焼きそば。

なるほど、こういう味か。
ここまで来ると量の多さに圧倒されて、お腹パンパン、味わう余力が残り少ない。
これだけを食いにきたらとても美味しいと思う。
これって、多分、手術前の食いっぷりより量的には、カロリー的には多いんと
ちゃうやろか?
そのせいか、帰りの電車の中ではかなりコタえた。
あまりの高カロリー食を一度に消化ということで弱ったわしの胃が堪忍してくれと
根を上げ始めたようだ。
ダンピング症状まではいかへんけど結構もたれて、しんどかった。
こういう食い方は注意せんとあかん。
それにしても、ベタな町中華的なお店はわしの好物なんで良いお店に行き当たったと
思った。
ごちそうさんでした。

店名 「福仙樓」
ジャンル 北京料理、焼きそば
住所 大阪市中央区北浜3−3−11
電話 06-6231-0019
営業時間 11:00-22:00(昼休みあり) 土曜日 ー14:00
定休日 日曜日
メニュー 日本語
言語 日本語

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ありがとうございました。

福仙樓北京料理 / 淀屋橋駅なにわ橋駅北浜駅

夜総合点★★★☆☆ 3.3