石濤の画

  • 2008年11月20日
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水墨画の老師が良く言う。「石濤」っていいね。とか、「石濤みたいに画けたね」とか
「石濤みたいに画いてみようか」とか、まるで水墨画の代名詞みたいに扱っている。
老師は石濤が好きなんだ。実は私も気に入っている。
展覧会とかでしか見ないので、まとまって見る機会はないが、石濤の画法は大好きだ。
それで、機会があったら石濤の画集を買いたいと思っていた。
今回、北京で書店を見ていたら、石濤の画集があった。
陶淵明の詩を小品の画にした、所謂文人画風の作品だ。
「これはいい」
他に、大判2冊の全集本があった。どちらも欲しい。
悩んだが、大判はスーツケースに入れるには余りにも大きい。
しかも、今回は紙も買っていて、荷物が大きい。
仕方ないので、大判2冊はあきらめて、陶淵明詩の絵本だけにした。
色も入って、なかなか綺麗な画だ。大事にしよう。

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それで、この中の画を真似て画の練習もすることにした。

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まだまだだなあ。
石濤のような画が自在に描けるようになったらいいなあ。

毎週、木曜は映画、音楽、書画に関する話です。