ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−78、アユタヤ、12年前のランチの話。

アユタヤ、12年前のランチの話。

さて、車は一路、バンコクに向かう。腹が減ったという話をした。
何度も言うけど、この地には12年前に来たことがあるという話をした。
なんで結びつくかというと、腹が減ったからだ。元々はアユタヤでランチを食う予定だった。
そういうopツアーに申し込んだのだった。そこでわがままを言って、前に行った時に
町中食堂で食ったランチが忘れられへんほど美味かったんで、どこか町中食堂で
食って見たいとお願いしたら、案内するのはええけど食べるのは自己責任でと言われた。
それは当然だ。で、そうなると思ってたら、例のブランチだった。なんかようわからんまま
ペースに乗せられて終わってしまった。
それはそれでしょうがないけど、思い出すのは前のことだ。
それを紹介しておこうと思う。
というても大層な話では全く無い。
12年前アユタヤに来たときは、わしとチャーター車の運転手とたった2人だった。
しかも彼は英語ができへん。わしはタイ語ができへんし、英語も片言だ。
殆どコミュニケーションできへんまま、地図を指さしで示しながらそこそこ回って
まあなんとか行けたけど、昼ご飯の時間になった。
どうしょうと思うと、向こうもどうしましょうと言う顔をする。
手真似で飯を食う仕草をするとうなずいて町中路地裏みたいな食堂に連れて行ってくれて、
こんなんでええかという。

わしの大好きな感じのとこだ。もちろんええよとOKの合図をする。
店の中はこんな感じ。

とても美味しそう。
さてと、当然運転手さんも一緒に御飯食べると思ってたら、では、ごゆっくりという
感じでさっさと車でどっかへ行ってしまった。
わしはひとり残されてどうしたらええかさっぱりわからん。
メニューは持ってきてくれたけど、タイ語やからさっぱりわからん。想像もつかへん。
もちろん英語なんか通じへん。
しかたない。隣を覗き込む。皆さんなんか美味そうなモンを食ってはる。
一方の人のやつがとても美味そうだ。それを指差して、これをくれと合図する。
こまったときは指差し注文が一番だ。
ビールは冷蔵ショーケースにあるんが見えたんで自分で取りに行く。
わしが頼んだ料理は魚のフライに野菜のあんかけをしたやつだ。
向こうの方でおっちゃんが中華鍋で魚をジュウジュウと揚げてはる。
お料理がやってきた。

これはうまそうだ。ニンニクの匂いが食欲をそそる。

フライは白身魚、蛋白でとても美味しい。癖は全く無い。
野菜は茎ニンニクなんかな?
あんかけタレとご飯にとても合っている。
ビールのアテにもええし、ご飯としてもとても美味しい。
これは素晴らしい昼飯になった。

というのが12年前の忘れられへん想い出だった。
今となればこれがどんな場所やったかもわからへん。
こんなに時間が経ってしまうとこんなお店も無くなってしまってるかもしれん。
それにしても残念だった。

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ありがとうございました。