京都、百万遍、京大理学部前、「ぴっぱら」の一通りセットを頂く。
京都、百万遍のあたりはなぜかわりあいよく行ってる気がする。もちろん京大がある
あたりだ。その一角にとてもユニークなカレー屋さんがあるというのをFBの
「ともだち」の投稿で知った。なんでも、入った時の挨拶の仕方や、着席の仕方、
注文の仕方に厳しいルールがあって、場合によっては入店を断られることもあるのだ
そうだ。かなり敷居が高そうだ。
そういうところって結構興味がある。敷居が高いんが好みというマゾてきな興味ではなくて
それでもお客さんが多くて、人気というのはそれほど美味しいということなんやろから
一度挑戦してみたいと思うのだ。
たとえば、大阪の某所にあるおでん屋さんで、お酒のおかわりを頼んだら断られた人が
いる。しつこく頼んだら、帰ってくれと言われたそうだ。女将さんなりの客に対する
酒量の考えがあるらしい。若いカップルが入ってきて、座ったとたんにトイレありますか
って聞いてら、うちにはありませんと答えて、じゃあいいですと言ったけど
そういう人は来てほしくないんで帰って下さいって追い返してるのを目の前で見たこともある。
なんかわからんけどこだわりが強いのだ。
それでも料理はとても安くて美味しいし、お酒もうまい。居心地も良い。
わしは敷居のたかいとこでも大丈夫というステータスもある。
反面、けったいなだけでおもろくもなんともないというハズレのばあいもある。
心してことにあたらなければならない。
てなことで、京都に向かおうとする。
この日は、JR石山に行く用があった。和歌山から京都に、しかも百万遍あたりまで
寄り道していくのはえらく大変そうって最初は思ったけど、京阪で出町柳まで行ったら
あるいて行ける。食べ終わったらバスで東山三条まで行ったら、地下鉄で山科まで
行ける。比較的短時間で寄り道できるのがわかった。
てなことで、百万遍に向かおうとする。
京大理学部はちょいさきだ。ちょっと迷う。向こう側の側道をずっと行った先にあった。
表にはメニューみたいなのが貼ってある。
では中に入ろう。
第一関門。大きな声で挨拶する。「こんにちは」
誰もいないんやから当たり前だ。奥の方から「はーい」という元気な声が返る。
店主が一人で接客も料理もやりはるから、大きな声で来たことをしらせないと動きようがない。
きわめてわかりやすい関門だ。
シンプルで、広くはない店内。どうすわるか店主に聞くのはまず当たり前だ。普通、どんな店
でもそうではないか。
一人でやってはる関係からか、いろんな情報が紙に書いてはってある。とてもよくわかる。
店主の思い入れとかがとてもよくわかるではないか。
とてもおしゃれな居心地のよい空間だ。
で、注文はやっぱり、「ひととおり」、未知なる世界の探求のはじまりはやっぱり「ひととおり」
いただくことからやろうとおもう。
それをご飯少なめで。
本日のカレーはスパイシーナッツペーストのキノコカレー、それにフィッシュカレーと
ダルという構成。それが全部のってくる。
穏やかで優しい味わい、いやいやとんでもない。地味そう、シンプルそうではあるが
結構尖ってる。キノコのカレーが食感も味の深さもとても素晴らしい。フィッシュもうまく
癖をコントロールしてるんではなかろうか。
どれも辛くないのにとてもスパイシー、汗がどんどん出てくる。
チーズの揚げたやつも個性的で美味しいし、チャパティも小麦の香りがとても良い。
最後のホットチャイもスパイス抜群、熱々でとても美味しい。
問題の関門もクリアできたし、ちょっと他とは違う個性が光るカレーをいただいた。
とても美味しかった。もちろん60分以内に余裕で退出。
ご馳走さんでした。
店名 「ぴっぱら」
ジャンル インド料理、ネパール料理
住所 京都市左京区北白川西町87−6
電話 075-781-0376
営業時間 12:00-18:00
定休日 月ー木 など
メニュー 日本語
言語 日本語
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ありがとうございました。