朝も昼も夜も朝市へ。
ルアンパバーンの朝市は朝だけ開いているわけではないと言うのがわかってきた。
要するにある一本の路地とそれに繋がった横丁が2本ばかり、そこには決まりがあるのかどうか
わからんけど、朝も昼も晩も、何らかのお店がでているようなのだ。そしていつも賑わってる。
連日の猛暑でダラッとしてるルアンパバーンの町の中で唯一動きのある場所といえるんでは
なかろうか?
あさの涼しい間だけではなくて、日中太陽が照りつける頃でもそれなりの動きがある。
それは、前にも言うたように冷蔵庫が無い家が多いんで貯蔵せず、必要な時の買いに来る。
その需要に対応するためにこの市場があって、それは市場という形をしてなくて、
唯の路上ではあるんやけど場所の便利さが圧倒的に人を呼び寄せてるに違いない。
それにしても、何や冷蔵庫がないんかいって言うてしまうより、必要なもんはちょっと
外にでたらいくらでも手に入る、それは究極のサプライチェーンではないやろか、在庫0で
回していける超効率家計といえるんではないやろか?
その必要にせまられたせわしなさが活気になっていて気持ちが良い。
むかしは日本でもこういうのに近い暮らしやったと思う。ノスタルジーではなくて、
そういう暮らしを壊しながらできた今の生活って文化文明の進化って言えるんやろかって
とても疑問に感じる。
しかしながらとりあえず今歩いてるわしらには生活の場とのかかわりは関係ないようでは
あるけど、実はこのあと、「ラオス料理教室」というアクティビティを用意してもらっているんで
食材の買い物というのにもとても興味が湧いていて肉や野菜も一生懸命見たたのだ。
市場では食材の買い物だけでなくて、買い食いの楽しみもある。
目の前でジュウジュウ焼けている肉や魚はどこの市場でも音と匂いとその姿かたちで
人を惹き寄せる。ただ眺めるだけで通り過ぎるつもりでも時と場合によってはつい
買ってしまうことも多い。
わしもこのおっちゃんの揚げたてのスィーツの前でつい財布を拡げてしまってた。
失敗の時もあるけどこれはなかなか美味しかった。
食い物ばっかりではない。
衣料品なんかもたくさんある。趣味が悪くて品質が悪いやろって決めつける必要はない。
その土地土地のおもろいもんがあるのだ。
この店でチャラいパンツを買ったらとても涼しくて気持ちがよかった。未だに愛用してる。
こんな器を物色してる人もいた。
最後には、川海苔やスパイスなんかも買うことになる。
楽しみは尽きない。
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ありがとうございました。