ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−23、少年僧たちの托鉢行を見に行く。

少年僧たちの托鉢行を見に行く。

さて、今朝は5時20分集合。ルアンパバーンの日常である早朝の托鉢行を見に行く。
一晩中、嵐の夜だった。雷がえらい鳴るんで心配してたけど案の定夜に停電があった。
幸い、わしの部屋は深夜に復旧したんで、暑い夜をエアコンなしでどうしようって
思ってたけど、事なきを得た。仲間内でも部屋によっては朝まで復旧してなくて、
現在修理依頼中というところもあってやむなく暑い夜を過ごしたらしい。
東南アジアでは非常によくある話ではあるけど当事者になりたくないものだ。
とにかく、帰ったら直ってると信じて出発しよう。
と言ってもゲストハウスから表通りに出たらそこが托鉢道路だ。
5時半頃からって話なんで、道路はそろそろ賑やかになってきてる。
しばらくすると、朱色の衣を来た僧たちの行列が現れた。

7年前にこれを見たときはとても感動した。
まだ薄暗いなかを色鮮やかな朱色の衣を翻してひたひたと近づいてくる。
沿道では町の人たちがずらっと並んでお供物を持って待っている。

前を通ったら僧が捧げる入れ物の中に一掴みずつ米などお供物を入れていく。
とても敬虔な姿だ。10人程の行列が通り過ぎたら、また次の行列が現れる。
圧巻だ。同じ方角からだけではない、十字路を右からも左からも上からも下からも
次々にやってくる。町の中のあらゆる寺院からやってくるのだそうだ。
一日の食糧をこれで贖うということなのだろう。
待ち構える人たちは地元の人が圧倒的に多いように思う。お布施をすることが信仰に
つながる。その心がよくわかる。
その中にチラホラ観光客、遠慮がちにカメラを向けてる。わしもそうだ。
ところが、今はどうだ。
傍若無人な観光客たちが行列にへばりついて写真を撮りまくってる。

どう見ても某、最近爆観光にでかけてる国の人たちだ。仏教徒ではないはわかるけど
あまりにも宗教行事に対する敬意に欠けるのではないやろか?
そんなに密着して写真撮ってどうすんの?

よう見たら、供物を持って座ってる人も観光客が圧倒的に多い。
茣蓙やシートに直に座るよりは椅子に座ってはって、事前に椅子が並べられてある。
席と供物の観光客セットが売られていてそれが中心になっているのだ。
何か様子が変わってしまって味気ない。
修行のお勤めが観光メインになってしまったんやろか?

托鉢は夜市のあるメインストリートが中心であるが、街中ほぼ全域で見られる。

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ありがとうございました。