上海場末の四川料理

中国に旅をしても、いつもいつも、かねて狙いのおいしい店に行けるわけではない。
土地によっては全然情報もないし、外から見ても分からない場合も多い。
北京や上海の都会でも、情報は沢山あるけれど、「いつも同じじゃあきるしなあ」、
とか、「今日は時間がないよ」、とか、「今日はしんどいから近場にしょうよ」とか
で近場で簡単に済ませたいときも多々あるものだ。
今回はそのパターンだ。遊びに行きたいから時間がない。あんまりお腹がすいていない。
という事で、ホテルの近くを物色することにした。
それでもやっぱりちょっとマニアックさが欲しいということで、うろうろしていると
四川料理の店を見つけた。
「この店、一人だったらようはいらんなあ」、「今日は3人いるから、冒険してみようか」と
いうことでちょっとマニアックさがきつそうだったけど入った。
しばらくすると、あの特有のゴーっという火の音が聞こえてきたので一安心だ。
こういう時は、運よく全ての料理が当たりというわけには行かないので、
一つくらい美味しいものに当たるとラッキーだと思わないといけない。
今回は、この鍋が当たり。
ちょっと寒かったので鍋にしようと、メニューを見ていると酸っぱ辛いそうな魚料理が
あったので注文したのだ。
魚も旨いし、野菜もうまい。酸味と辛さがたまらなっくマッチしていた。
この山盛りの香菜が特別おいしかった。

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結果的には、他のもなかなかイケルという結論だ。
韮卵

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羊の串焼き

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空芯菜

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良い店だった。こんどは一人でも行ってみよう。

毎週水曜は食べ物に関する話です。