大阪、難波、「ふじ井」のもつ煮込みとハイボール。

去年6月に大阪、難波、道頓堀の松竹座の向かいの画廊で個展をやった。その時は
なんせ初めての試みでバタバタ右往左往するばっかりで周りの様子に気をつける
余裕もなかった。その後、マイレビュアーさんたちのレビューに頻繁に登場する
とても気になるお店があって、それがその画廊から西に御堂筋を渡ったらすぐの
とこにあった。何や、知ってたら帰りに寄れたのにと思ったけど知らんかったから
後の祭り、どうしょうもないけど、問題もない。直接行けばええだけの事なのだ。
てなことで、久しぶりの友人をさそって早速開店時間を目指す。
おや、もう行列が。
開店が数分遅れてるだけでもう行列ができた。待つことわずか、開くと同時に
中に入る。

瞬く間に満員になる。何じゃ? この人気?
伝説の名店なのか? 週に2日しか営業しない。謎の美人おかみ?
某有名もつ店の店主もここで修行した?
期待は膨らむ。
しかし、路地裏のモツ屋さんなのに和食割烹みたいな店の雰囲気にわしら
がさつな爺さんはちょっとたじろぐ。とは言えそれを覚悟で来てるんやから
それはそれでいいのだ。
ビールは瓶ビール。

定番の「煮込み」を頂く。

ここに来たらこれというお料理らしい。さすが洗練されてる。モツという
超庶民的、わしら向きのガサツな料理を高級料理の域まで昇華させてはるんと
ちゃうやろか? 癖や臭みは全く無い。臓物に特有の雑味や食感の荒々しさも
全く無い。まるで洗練された別の食いもんみたいだ。
確かにすごいなあって思う。百聞は一見に如かずでそれを見聞しに来たことも
確かなんやけど、臓物というのはその動物の存在感や躍動感みたいなのも一緒に
いただけるような気がするんでここまで研ぎ澄ましてしまうのはどうなんやろと
言う気もしないではない。
これも有名なコールタンというのも頂いてみる。

見た目にも美しい佇まいだ。これも素晴らしい食感と上品なお味だ。
さて、飲み物をお変わりだ。
こんどは噂のハイボールをいただこう。

なにやら琥珀色の液体が入った特別な瓶がでてきた。それをグラスに注いで、
はい出来上がり。
何やらジンジャーの味と香りがする何の変哲もないアルコール飲料のような
気がする。
只の酒飲みには洗練された味がわからへん。
人見知りがつよいわしらは、あんまり上品な席は居心地が若干よろしくない。
ここらあたりで退散させていただく。
ご馳走さんでした。

店名 「ふじ井」
ジャンル もつ料理、もつ焼き
住所 大阪市中央区道頓堀2−4−13 藤ビル 1F
電話 06-6211-2002
営業時間 17:30-21:00
定休日 日月日水土日
メニュー 日本語
言語 日本語

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ありがとうございました。

ふじ井もつ料理 / 大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)JR難波駅

夜総合点★★★☆☆ 3.2