京都、東山三条、目茶カオスなお鮨屋「初音」

相変わらず水墨画の勉強に京都、東山三条に通っている。それで楽しみは終わ
ったあと仲間と食事に行くことだ。しかし、最近は新しいとこは行き尽くした
感があるにもかかわらず、歩いているとご飯屋さんを目で探してしまう。
今回は、別の路地を探索してみよう。そば屋さんがあるけどお休みだ。その向
こうにも何か看板が見える。
何やお鮨屋さんか、まあええか行って見よう。
何、この看板?

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となりにはお地蔵さんみたいなのが祀ってあって、ごく普通の寿司屋の看板が
あって、その横にカオスがある。文字と塑像となんやらわけがわからんオブジェ
だ。わけがわからんのは別にええんやけど寿司と何の関係があるんか気になって
しょうがない。
とりあえず前まで行ってみよう。

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ごく普通の、全く普通のお鮨屋さんだ。中を覗いてもそのまんま。
「いらっしゃい」と言われて中に入る。
この日はまだ5月、「五月寿司」1000円とあるのがお得そうだ。
実直そうな全く普通のお寿司屋さんと言った感じのご主人が一生懸命作ってく
れている。どこにもあの看板のようなシュールさが漂っていない。ではいった
いあれは何やったんやろ?
とても聞ける雰囲気ではない。
ためらっているうちに寿司がきた。
ランチセットはちらし寿司に握りが3貫、お汁付きだ。

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美味しい。
けどシュールではない。カオスでもない。
京都らしい整った上品な味だ。
ご馳走さんでした。
それにしてもあのカオスの看板って何やったんやろ?
帰りにも一回見ながらかえる。
シュールな時代だ。

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ありがとうございました。

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