ベトナム、ハノイ、マイチャウ、モクチャウ高原の旅−32、マイチャウの村で民族舞踊を見る。

晩御飯が済んだら、民族舞踊を見せて頂く時間だ。とても楽しみだ。

舞踊の準備は着々と進んでるけどこの雨はどうなんのやろ? ゴウゴウと降っている。
今は雨季ではないんで雨が降っても南国特有のスコールみたいに一時的な大雨になることは
よくあるけど長くは続かへんのだそうだ。きっと舞踊が終わる頃には雨も上がってくるでしょうと言う。
そうあって欲しいものだ。こんな雨の中ホテルまで帰られへん。
しかし、舞踊をする予定の広間も横は吹きさらし、どんどん雨風が入ってくる。皆じりじりと
中に入って、わしらの観客席も椅子をずらして雨を避ける。
太鼓も中に入った。
さて、準備はできたんやろか?

演舞するお嬢さん方もそろったようだ。
代表の方のご挨拶が始まった。外は雨。そういうのがまた落ち着いてええんかもしれん。

少数民族というのはタイ族系の方らしい。そういえばそういう顔立ちではなかろうか?
踊りが始まった。

民族衣装も綺麗やし、踊る姿も美しい。

眼の前、こんなかぶりつきに、美女軍団がせまってくると嬉しいやらタジタジやら。
女性ばっかりって思ってたら男の人もでてきた。

手に持つ道具も仕草もどんどん変わっていく。

ダラダラと室内を回ってるだけかと思いきや、色々変化に富んでストーリーも
あるらしい。
外の雨は激しくなるばかり、水しぶきが中まで飛び込んでくるくらいだ。
床はレンガが敷き詰められていて雨とともにひんやりしてきた。壁は2方がとびらも
なにもないオープンエアーだ。後の2方は家屋につながっている。もちろんエアコンは
なくて天井をゆったりと扇風機が回っている。光はなぜかLED電球。
雨水のハネがかからんようにわしらは家屋側を背にして体を寄せ合って座っている。
だんだん涼しくなってきた。
踊りは熱気を帯びるばかり、
服装も変わった。

こんどは大きな扇子をもって踊っている。結構動きが激しい。

グルグル回って楽しそうだ。
舞台は一転、女性が一人出てきて踊りはじめた。

しばらくすると男性が一人。

どうも求愛の踊りみたいだ。それにしては2人の年齢が釣り合わへんぞって
思うけど、やはり、それにあった年齢の演者をちゃんと揃えるのは難しいんやっって
思う。
最後はよくあるバンブーダンス。

大いに盛り上がってる。

とうとうわしらを呼びに来た。多分こういう流れになるんやろなあって懸念してた
けどやっぱりそうや。酒を飲んでるから動き回るんは結構しんどい。最初は
遠慮してたんやけど、綺麗なお嬢さんに誘われてついつい参加してしまった。
まあ、そういうもんだ。
てなことで宴は終わった。
わしらのグループだけの貸し切り状態と一時の豪雨がわしらと彼女らの距離を
近づけたような気がする。

一時のような雨の勢いがなくなって小降りにはなったけどまだ降っている。
舞踊の一団は一塊になってお互いを大きなブルーシートの下にいれて塊の
まましずしずと帰っていった。
わしらも帰って寝よう。

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ありがとうございました。