ベトナム、ハノイ、マイチャウ、モクチャウ高原の旅−30、マイチャウへ。

とてもええ景色ではないか。

景色がええわりにはパーキングエリアというほどではなくて崖のよこの小さな広場に
食べ物屋さんが数軒ならんだだけの場所やけど結構人が集まってる。

その割にはトイレがないなあって思ってたらわしらが写真撮ったりスケッチしたり
してる小高い盛り上がりのところがちょうどそれだった。

ただそれだけの事、わしら以外にはこの景色に注目してる人は居てはらへんみたい。
ここは唯の峠の休憩所なのだ。それにしては牛がのんびり歩いてる。

牛の休憩所でもあるのか? 今回の旅ではやたら牛に、水牛に出会う。特にそれで
何がどうと言うことはないんやけど出会わないよりは出会った方が良い。
山野の風景も日本と同じようで微妙に違う。
峠を越えて向こう側に降りていったら広い広い田んぼがもう緑豊かに穂を造って
いる。これって無農薬ってわけにはいかへんのやろなあって思うのは、前にベトナムに
来たとき同じような田んぼを眺めてたらしこたま農薬を散布してるのをみたことが
あるからだ。畑の横では何かの工事があるようで、働いてるのは女性だ。それも若い。
おきまりのノンラーをかぶってはる。

ベトナムでは働いてるのは女性ばっかりやって言うのは言い過ぎやけど、そういう
姿が多いのは確かだ。女性が強いのか、男が怠け者なのか? それとも男は
遠くへ働きに行ってはるのか?
てなことを思ったり思わなかったりしてるうちにマイチャウの村に着いたようだ。
マイチャウロッジというのが今宵の宿だ。
その前に、今から向こうに見える少数民族の村を見学に行くのだ。

ここの人たちは高床式の住居で暮らしてはるらしい。村とは言うてもすっかり
観光村になっている。
さっそく炭火焼きのお魚、バナナの葉の包み焼きか? こないして置きっぱなしやと
大して食欲を唆られへん。これはまだ焼いて無くてスタンバイ中みたい。

その横には鳥籠が。

ベトナムの人は実に鳥が好きなんやと思う。中国人も好きやと言われてるけど、今では
町や村のいたるところで見ることは少ない。ぼっちらぼっちら程度だ。ベトナムでは、
とてもよく見る。あるところに沢山あって、無いところには殆ど無いみたいで、つまり
好きな人が固まってるんとちゃうやろかと思われる。
家の暮らしは適当でも鳥籠には凝ってる、飼い主の意地が現れてるなあって感じがする。
こちらは籠の鳥と外の鳥。

どっちが自由で、どっちがエエ暮らしなんやろ。外の鳥も生活が厳しいみたい。
食われるか、闘鶏で頑張らんならんのか?

強いやつはええ面構えしてる。

アチラコチラに雑貨やさんも多い。

とりとめもなくアチラコチラを巡ってみる。

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ありがとうございました。