最近夢中で読んだ本、玄奘三蔵

  • 2009年1月13日
  • 3人
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玄奘三蔵、「大唐西域記」
前から気になっていた、「大唐西域記」を買って読んだ。
こういう時、Amazonで買うと楽だ。3冊も本屋から買って帰るのは重くて大変だが、
宅配されてくるので便利だ。
しかし、長い。それに実はかなり退屈だ。膨大な国を訪問して見聞したことを
ただ淡々と書いているだけだからだ。しかし、こういうのがベースにあったら、
「西遊記」みたいな冒険物語ができて、それが巷に広がってというのはよくわかる。
夢とロマンの素材があるのだ。
夥しい旅の跡を辿ってみると、印度はまだ見ぬ地、知らない地が殆どだが、
中国は懐かしい地が沢山ある。
勿論出発は唐の長安、今の西安だ。此処にも行ったなあ。大雁塔のある大慈恩寺には
現に玄奘三蔵の像が立っていた。
それに敦煌。ここは行く時にもこの近くを通っているし、帰りは将にこの地を通っている。
それから、トルファン。この地の高昌故城に長く滞在し、王の庇護を受けたそうだが、
ここも見に行った事がある。それからクチャを通って、西の外れからインドに入っている。
それから長くて膨大なインドの旅を経て、北上し、敦煌のあたりから中国に帰っているのだ。
こうして読んでいくと、西域の旅が懐かしく思い出される。
又行きたいなあ。
それから、インドも行って見たいところが沢山ある。
お金と時間がもっと沢山欲しいなあ。

hon090113

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